約30年続く人気「紀ノ国屋のエコバッグ」の“圧倒的な魅力3つ”。シンプルなだけじゃない

約30年続く人気「紀ノ国屋のエコバッグ」の“圧倒的な魅力3つ”。シンプルなだけじゃない

 エコバッグに憧れる理由とは?


 食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。

 エコやサステナブルが少しずつ浸透し、エコバッグを持ち歩く人が増えていますよね。みなさんはどこのエコバッグがお気に入りですか?

 2000年頃に大ヒットを生んだエコバッグと言えば、「紀ノ国屋」。日本全国で多くの人が持ち歩いていた印象が強く残っています。

 そんなブームがすっかり落ち着いたと思いきや、最近新たに人気を集めているようです。えっ、令和になってまたヒット? いったい、どんなエコバッグがトレンドになっているのでしょうか?

 そこで今回は、食文化研究家の立場から、紀ノ国屋における最新のエコバッグの魅力を分析。一過性のブームに終わらない理由をご紹介していきたいと思います。

エコバッグだけで200アイテム以上! 図書館のよう


 紀ノ国屋のエコバッグが誕生したのは1995年。なんと約30年の歴史があります。

 発売当初から変わらないのは、シンプルな形状と軽さ。そして飽きのこない控えめカラーとアルファベットで描かれたモダンなロゴデザインが多くの人の心をつかんだのでしょう。

 驚くべきは、その進化にあります。2024年の今、オンラインショップ上のエコバッグの商品数は202アイテム(8月15日時点)! 実店舗では専用コーナーが大充実し、おしゃれな図書館のようにずらりと並んでいます。

 果たしてどのようなアイテムが登場しているのでしょうか? 他スーパーやデパートではほとんど見かけることのないアイテムをご紹介しながら、その圧倒的な魅力を3点に整理してみました。

①時代にあったカラーバリエーション


 紀ノ国屋のエコバッグの最大の魅力と断言できるのは、そのカラーバリエーションです。

 時代や季節性によって愛されるカラーを展開、最近では複数の色味が混ざったような曖昧なニュアンスカラーやエコ意識が高まるアースカラーが豊富にそろいます。

 同店のエコバッグの中でリーズナブルなコンパクトタイプを見ていくと、カラー名が食材名になっているのが特徴的。ラムネ、レモン、マスカット、オリーブといった具合ですが、トリュフやキャビアまでそろっているんです。

 この絶妙なカラーバリエーションは、紀ノ国屋の優雅な世界を感じることができ、人ともかぶりにくい嬉しさがあります。

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