「背中」にできる「メラノーマ」の症状はご存知ですか?好発年齢も解説!

「背中」にできる「メラノーマ」の症状はご存知ですか?好発年齢も解説!

メラノーマが背中にできた場合についてよくある質問

ここまでメラノーマが背中にできた場合の対処法・検査法・治療法などを紹介してきました。ここでは、メラノーマが背中にできる好発年齢・予後についてのよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

メラノーマが背中にできやすい好発年齢はありますか?

高藤 円香医師

メラノーマ自体は30~50歳、60~70歳代で好発するがんです。背中にメラノーマができやすい表在拡大型では、20歳から高齢者までと幅広い年代で発症します。

メラノーマが背中にできたときの予後を教えてください。

高藤 円香医師

メラノーマが背中にできやすい表在拡大型の予後は、5年生存率で77%です。皮膚に生じるメラノーマに比べて、鼻腔・口腔内などの粘膜にできるケースのほうが予後はあまりよくありません。

編集部まとめ

メラノーマかほくろかを見極めるのは難しいでしょう。疑わしい場合は、ダーモスコピー検査のある皮膚科で受診するのがおすすめです。

また、メラノーマと相性が悪かった放射線療法も改良されてきており、免疫チェックポイント阻害薬と放射線療法の併用で効果が出ています。

メラノーマは、ほかのがんに比べて進行度の早いがんです。気になる症状がある場合には、早期に皮膚科を受診しましょう。

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