「コストコ」の人気食材の1つである刺身用サーモン「刺身用生アトランティックサーモンフィレ」(100gあたり378円)。
新鮮で肉厚なサーモンが1kg近くパッケージされているだけに、「頻繁に買うのはちょっと贅沢」だと感じる会員も多いようです。
しかし、コストコに話を聞くと、養殖法からカット法まで全工程において、こだわりぬいた「コストコの本気」がありました!
知れば知るほど魅力を感じる、”コストコサーモン”について紹介します!
コストコのサーモンが新鮮でおいしい3つのワケ
味、鮮度ともに一級品の「刺身用生アトランティックサーモンフィレ」は、コストコが日本に上陸した当初からの大人気商品です。
現在は品質と価格のバランスが取れたノルウェー産を販売しているとのこと。
おいしさの理由は大きく分けて3つありました。
(1)「1度も冷凍されていない」生サーモン
ノルウェーのいけすから水揚げされたサーモンは、その直後に専用ターミナルから「冷凍されずに」空輸され、日本でカットされて各倉庫店に並びます。
スピーディーな輸送と加工により、1度も冷凍されていない状態で私たちのもとへ。
それゆえ「生」ならではのとろりとした食感と、脂の旨味を感じられるというわけです。
また、冷凍・解凍を1度もされていないことにより、家庭で冷凍保存をしても味が落ちにくいというメリットも。
それぞれの家庭で食べやすい大きさにカットしてから保存できます。
(2)広いいけすで泳いだ引き締まった身質
コストコのサーモンは、ノルウェー沿岸部のフィヨルドにある自然と共生した美しい環境下で養殖されています。
冷たくミネラル分の豊富な海でのびのびと運動することで、ほどよく引き締まり脂のりの良い身になります。
基本的に、与えるエサには抗生物質は使用しておらず、飼育時における抗生物質の使用は病気のときのみであることも特徴です。
ノルウェー政府公認のものを基準量のみ使用し、完全に魚の体内から成分が抜けきる期間(およそ一か月程度)が過ぎるまでは出荷しないため、安心して食べることができます。
(3)おいしい部分だけをパッケージ
日本に到着したサーモンは、日本で倉庫店に並ぶサイズにカットされます。
コストコのサーモンは皮や骨など可食部でない部分だけでなく、身と皮の間を覆う「血合い」もすべて取り除いているのだとか。
血合いは酸化しやすいため、生臭さと鮮度劣化の原因になる部分。
新鮮で臭みを感じないのは、血合いを含まないからという理由もあります。
ちなみに、「血合いなし」のサーモンは、「血合いあり」のものより約20%も原価がアップするそう。
ですが、家庭で調理する際に、血合いがある魚はその部分を捨てる方が多いはず。
その点で、すべての身をあますことなくおいしく食べられるコストコサーモンはやっぱりお値打ちといえるのです。
私たちがおいしくコストコのサーモンを食べることがよい循環を生む
おいしさと新鮮だけでなく、実は可食部が多くお値打ちなコストコのサーモン。
実は社会的貢献面にも魅力がありました。
コストコではサーモンに限らずすべての水産物に対して、天然・養殖にかかわらずしっかり資源管理され、環境に負荷を与えず、さらに労働環境の整った漁業者とのみ取引を行っているそうです。
これはコストコは「自然、環境、社会、生産者、従業員、会員、かかわるすべての人に対して正しいことをする」というポリシーからきています。
そうやって仕入れた水産物をコストコで大量販売することで、流通量が安定し、正しい漁業の産業が成立することや、それが資源や環境の保全につながっていきます。
私たちがおいしく食べることがよい循環を生むというわけです。
配信: トクバイニュース