弱火でコトコト30分! 手作りトマトケチャップでリコピンチャージ

第217回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
多くの家庭で常備されている調味料といえばケチャップ。甘みと酸味のバランスが良く、味が濃いといわれる春トマトを使った自家製トマトケチャップの作り方をご紹介します。

リコピン豊富なトマトを効率よく食べるには?

緑黄色野菜のトマトには、美容や健康に良い効果が期待できる赤い色素・リコピンが豊富です。抗酸化作用が高いリコピンは加熱することで細胞壁が壊れ、体内への吸収率が高まるといわれています。

また、油に溶けやすいため、オリーブオイルで炒めたり、油を使ったドレッシングで和えたりすると、さらに吸収率が高まるそう。トマトケチャップを使った料理もオススメです。自宅ですごす時間が長くなった今、時間を有効活用して自家製のトマトケチャップ作りにトライしてみましょう!

弱火でコトコト30分! 手作りトマトケチャップでリコピンチャージ

濃厚な味の春トマトで自家製トマトケチャップ

トマトといえば一般的には夏野菜の代表格。とはいえ実は、6月から出回る夏トマトが “量の旬“とされる一方、3月から初夏にかけて出回る春トマトは “味の旬” だそうです。味が濃いと評判の春トマトをたっぷり使って、自家製トマトケチャップを作ってみましょう。

<材料>
・トマト 1キロ
・玉ねぎ、りんご 各1/2個
・にんにく 3片
・生姜 1片
・塩 小さじ2
・砂糖 大さじ1
・酢 大さじ2
・ローリエ 1枚
・鷹の爪 1本
・胡椒 適量

<作り方>
1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、トマトを30秒ほど浸したら取り出します。
2. 1のトマトを冷水につけ、皮をむいたら包丁でヘタを取り除きます。
3. フードプロセッサーに2の湯むきトマトとざく切りにカットした玉ねぎ・りんご・皮をむいたにんにく・生姜を加え、よく攪拌します。
4. 3を鍋に移し、塩・胡椒・砂糖・酢・ローリエ・鷹の爪(種を取り除いて輪切りにする)を加えます。
5. 弱火で30分ほどじっくりと煮詰めたら完成です。煮詰めている間は焦がさないよう木べらでこまめにかき混ぜましょう。
6. 粗熱が取れたら蓋つきの瓶に移し、冷蔵保存で2週間ほどを目安に使い切ります。

煮詰めているあいだの香りも食欲をそそってくれる自家製ケチャップ。市販品とはひと味違う調味料として、いろいろな料理に活用してみてくださいね。

弱火でコトコト30分! 手作りトマトケチャップでリコピンチャージ

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。