ルートビアはスパイスやハーブ、植物の根などを原料とする飲み物で、19世紀にアメリカで誕生しました。
その名前からビールだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、アルコールではなく炭酸飲料の一種です。
ルートビアの味は、「湿布や歯磨き粉のような味」と例えられることが多く、私も初めて口にした当時は、うがい薬のような味がしてとても驚きました。
この薬のような味の正体は、ルートビアの原料となるハーブに含まれる「サリチル酸メチル」という成分。
実はこの成分が、湿布やうがい薬にも配合されているのだそうです。
そのため日本人にとっては好き嫌いが分かれる味ではあるものの、アメリカ人にとっては「薬のような味」という感覚は全くないようで、子供から大人まで多くの人に愛されています。
私も初めは戸惑いましたが、慣れてくるとスパイスやハーブの独特な味わいが癖になり、今ではルートビアの美味しさがわかるようになりました。
日本でも、アメリカ文化が浸透している沖縄では、ルートビアがよく飲まれているそうです。
ルートビアを主力商品とするアメリカのファストフードチェーン「A&W(エーアンドダブリュー)」も、沖縄県にのみ展開しています。
ルートビアが気になる方は、ぜひ機会がありましたらトライしてみてくださいね!
配信: ワウネタ海外生活