【アート×旅】11/10まで開催!秋旅にもおすすめ「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」

【アート×旅】11/10まで開催!秋旅にもおすすめ「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」

新潟県の十日町・津南町を中心に3年に1度に開かれる「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」が7月に開幕し2024年11月10日までの3カ月間、アート作品展示のほかに多彩なイベントなどが目白押し。今回は編集部Oが現地で体験してきた芸術祭の魅力をレポート。五感で感じられる新作アート、ウクライナ美術・文化を感じられる企画展など大地の芸術祭の見どころ・楽しみ方をご案内します。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024とは

景山健による《HERE-UPON ここにおいて 依り代》

新潟県の越後妻有(十日町市・津南町)、2000年の第1回展から25年続く、芸術祭の草分けである「大地の芸術祭」。四季折々の魅力を見せる自然豊かな越後妻有の里山に佇む6つのエリアに、300以上のアート作品が点在しています。

11月10日まで開催される今回は、41の国と地域から275組のアーティストやプロジェクトが参加し、企画展のほか、イベントやツアーも随時行われます。常設展示を含めると1日ではすべてを鑑賞するのは難しいほどの規模なので、1泊、2泊して楽しむのがおすすめ。


ニキータ・カダン「別の場所から来た物」

芸術祭の最大の魅力といえば、各集落の「営み」や「文化」を土台にしたアート作品を、作品をとりまく自然や風土、食などとともに、五感で楽しめること。

例えば、新作の中では、杉、ブナなどの林の中に5mもの巨大な杉玉を配した景山健による《HERE-UPON ここにおいて 依り代》は、周辺の自然とともに鑑賞できます。ニキータ・カダン「別の場所から来た物」は東京電力信濃川発電所の連絡水槽という集落のランドマーク的場所に物語性を感じることも。


アート・食・宿泊の3つが体験できる「うぶすなの家」

さらに、築100年の古民家「うぶすなの家」では空き家を活用して、アート作品の展示から、集落のお母さんが作るこの土地ならではのランチメニュー、宿泊まで楽しめます。(詳細は下部参照)

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024

開催日程/2024年7月13日(土)~11月10日(日) 火・水定休※一部作品施設は営業
開催時間/10:00~17:00(10・11月は10:00~16:00)
※各作品によって公開日・公開時間が異なる場合あり

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