まとめ
かつて公務員などが加入していた「共済年金」は、厚生年金の制度に比べて被保険者が優遇されているために批判を受けていましたが、平成27年10月の制度改正によって、厚生年金制度に一元化されました。現在は、公務員も民間の会社員も「厚生年金」に加入している状態です。
制度改正から10年近くが経過し、日本の少子高齢化はさらに深刻化していることから、今後も年金制度の破綻を回避するために、さらなる改正が行われると予想されます。国民としては、今後もしっかり制度について理解し、注視していく必要がありそうです。
出典
総務省リーフレット 平成27年10月から共済年金は厚生年金に統一されます
社会保障・税一体改革大綱について(平成24年2月17日閣議決定)
執筆者:山田圭佑
FP2級・AFP、国家資格キャリアコンサルタント
配信: ファイナンシャルフィールド
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