固形燃料
旅館で食事をするときなどによく目にする、火を点けて鍋を温める水色の物体、あれが固形燃料です。キャンプなどで使う人も多く、100均でもキャンプコーナーに置かれていることが多いです。今回はダイソーで1袋に固形燃料が3つ入ったものを110円(税込)で購入しました。
鍋を置くための小さい台をこちらもダイソーで220円(税込)で購入。固形燃料に火を点けて、台の上に鍋を置いて水を沸かしてみます。
・水温70℃…加熱開始から3分20秒後
・沸騰…×
※最高温度:92℃(加熱開始から10分後)
小さいけれど予想以上のパワー!
小さいけれど火力は予想以上で、点火直後は特に、鍋底からはみ出るほどの強さでした。固形燃料が小さくなるにつれて徐々に火力が落ちていきます。70℃まではスムーズに上がりましたが、最終的に沸騰することはなく、最高温度は92℃でした。それでもインスタント食品を温めたりするのには十分な温度です。
カセットコンロとは違い、一回火を点けると燃え尽きるまで火は止められず、火力の調整ができず、再利用もできないのが欠点ではあります。コンパクトで安価ですし、未開封であれば長期間保管することができるのも良いですね(開封すると揮発し始めてしまいます)。今回のように小型の台と一緒に備えておくと便利です。
ろうそく
固形燃料と同じ要領でろうそくを使って湯沸かしにチャレンジします。
先ほどの台にティーキャンドルを2個置いて火を点け、水を入れた鍋を乗せました。
・水温70℃…×
・沸騰…×
※最高温度:40℃(加熱開始から20分後)
40℃以上には上がらず
25分ほど加熱してみましたが、40℃以上には温度は上がりませんでした。調乳にも、何か温かいものが飲みたいときにもパワー不足という結果になりました。
配信: 防災ニッポン