日本有数の日照時間を誇り、「晴れの国」とも称される岡山県。その気候はおいしい果実が育つことでも有名です。そのなかでもブドウは岡山県を代表するフルーツのひとつ。今回は、旬を迎えているブドウの豆知識や変わり種レシピなどをご紹介していきます。
提供:JA 晴れの国岡山
今が旬!岡山県を代表するフルーツ「ブドウ」
岡山県を代表するフルーツのひとつ「ブドウ」。品種によって異なりますが、5月~12月が出荷時期となり、まさに今が旬。
岡山県のブドウ作りの歴史は約130年以上前と言われており、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」という品種の栽培から始まったそう。
雨に弱く、高温・乾燥を好むため、日本での育成が難しい品種でしたが、岡山県が産地化にいち早く取り組み、日本一の生産地になりました。
現在、岡山県では「マスカット・オブ・アレキサンドリア」で培った技術を生かし、大粒で種無しの「ニューピオーネ」、 ワインレッドの色が美しい「紫苑」、近年高い人気を誇る「シャインマスカット」など
の多くの品種が栽培されています。
おいしいブドウの見分け方&おすすめの食べ方とは?
皮についている“白い粉!?”は食べる直前に落とす!
ブドウの表面についている白っぽいものは“ブルーム”と呼ばれ、水分の蒸発などから実を守るためにブドウ自らが出しているものです。主成分はミネラルであり、ブルームが濃いほどブドウが新鮮である証とされています。
購入後はそのままにしておき、食べる直前に洗い落とすことで鮮度を長く保つことができます。
追熟いらず!買った時が食べごろ
フルーツは購入後に一定期間おいて追熟させることがありますが、ブドウには追熟がなく収穫時点で成熟したものが出荷されているため、購入後は早めに食べる方がよいとされています。
食べるときは、1~2時間ほど前に冷蔵庫に入れておきましょう。冷やすことで甘さをより強く感じられるそうですよ。
また、食べる前に氷水で15分ほど冷やすと、よりおいしく味わえます。ほかにも、2時間ほど冷凍庫で凍らせてシャーベット状の「半凍り」にすると、シャーベットのようなシャリシャリの食感に。酷暑が続く今年の夏にぴったりです。
下から上に向かって食べ進める!
ブドウは実のついている部分によっても味が変わります。房の上部・外側の方が甘いとされているため、下部から食べ進めると徐々に甘みを感じられて、最後まで満足感を味わえるそう!
また、皮の部分には多くの栄養と旨味が含まれているため、実は皮ごと食べるのがおすすめの食べ方です。
配信: イエモネ