【若者・子育て世代ライフプランセミナー 愛媛/松山市】 暮らし方をデザインしよう

“生きがい”ってなんだろう?

「好きなこと」や「生きがい」を大切にしたいけれど、そもそも自分の“生きがい”ってなんだろう?

自分のことって、知っているようで意外と分からないものですよね。

そこで、“生きがい”を4つの視点に分けて頭の中を整理!

セミナーではより日常の中にある考えを書き出しやすいように、「好きなこと」「得意なこと」「収入を得られること」「地域・周囲が必要とすること」という項目で普段から感じていることを紙に書いていきます。

ここはしっかりと時間を取って、みんなが自分と向き合えるように、個別で作業を進めます。

といっても、何から書き出せばいいのか分からないですよね。

みんな急に与えられたワークにたじたじ…。

私達のグループでは齊藤さんのお話を参考に、まず「自分の好きなこと」を箇条書きしていました。

「ポイントは、最初から分類をあまり意識せず、頭の中にあるものを全部書き出すつもりで紙に書いていくこと! 分類できないものは一旦保留にしていいから、書き出すことで頭の中がすっきりして次の事が考えられる」と齊藤さんからのアドバイス。

各グループの様子を見ながら、個別の質問にも答えてくれるので、分からないところはみんなで相談しながら進められましたよ♪

何から書けばいいのやら…と思っていた白紙の紙は、あっという間に“自分の好きなこと”で埋まっていきます。

紙に書き出した後は、グループでの話し合いです。

大人になると自分のことについて発表したり、みんなで話し合ったりする機会って減りますよね。

当たり前の事ですが、みんなの発表を聞きながら他の人との違いや共通点を見つけて、びっくり!

人前で話すのが苦手という人でも、近い距離でいろいろお話ししながら進められるので、井戸端会議感覚でとっても盛り上がるはず♪

自分の好きなことや不安に思っていることをアウトプットしたり、みんなからコメントをもらったりすることで、自分では気付かなかった“強み”を発見できることも!

楽しい時間はあっという間に過ぎ…、まだまだ話し足りない! という雰囲気のみなさん。

セミナーが終わった後もお話をしている人もいて、新たな交流が生まれていました。

今回のセミナーでは、本当に自分がやりたいことを見つけたり、持続可能な仕事を探したりする第一歩として、まず“自分を知ること”を学びました。

自分の地図を作るような気持ちで、頭の中にぐちゃぐちゃと混在する“気持ち”を全て紙に書き出すことで、クリアな思考と前向きな気持ちを手に入れる。

“好きなこと”を追求しながら仕事をしてきた齊藤さんらしいセミナーで、受講者はなんだか晴れ晴れとした笑顔でセミナーを終えたような気がします♪

もちろん、起業の予定がない人でも大丈夫!

日々なんとなく感じている将来への不安や、仕事への小さな不満が明確化されて、生きやすくなるかも?

そして、セミナー講師には毎回違う方が登場!

愛媛県内のいろいろな地域に根差し、様々な活動をする講師陣の生き方、またセミナーに参加する人のそれぞれの生活を目の当たりにすることで、自分に合った“ライフプラン”が見つけられますよ。

次回の講師陣はこんな方々!

次回、三津浜・旧鈴木邸で実施の3回シリーズ(9月12日・26日・10月17日)講師陣はこちら!

9月12日は、NPO法人ジャパン・フィルムコミッション理事長 泉谷 昇さんと、(株)アイクコーポレーション所属 白石 華子さん。

9月26日は、愛媛新聞社 報道部記者 森岡 岳夢さん。

10月17日は、サイボウズ(株) 伊藤 佑介さん。

セミナーに先がけ、講師の白石さん、森岡さん、伊藤さんの3人と、愛媛県からセミナーの運営を委託されている株式会社いよぎん地域経済研究センター 岡本さんにお話しをお伺いしてきたので、次回セミナー内容もご紹介♪

白石さんは仕事をしながら7人の子どもを育てる愛媛のビッグマザー。

「自分時間を大切にする子育て」をキーワードに、家族・職場・地域との連携やワークライフバランスなど、白石さんの自然体な生き方を見せてもらいます。

森岡さんは、自身の育児休暇中の体験を新聞記事に掲載したイクメン新聞記者。

夫婦共働きの中で、それぞれの自己実現の大切さを実感。

また、義父母に頼りながらの育児で感じた、家庭以外の価値観や居場所があることで子どもが健やかに育つ環境について考えます。

伊藤さんは、趣味の魚釣りが高じて魚料理を家族に振る舞う3児のパパ。

愛媛県の男性の家事参画事業「カジダン」リーダーも担当。

“時間は有限”ということで、どんな状況でも今しかできないことを楽しむ人生の極意をお届け。

そんな、三者三様の“子育てって楽しい!”というのが伝わるお話を、ちょこっとお見せします。

森岡さん:

実際、どうやって7人もの子育てをしてるんですか?

白石さん:

子どもが多いほど周りから協力を得られるっていうのは、子どもが増えてから気付きました。

第一子、第二子は年子で、記憶がないくらい大変だった。

けれど、大変さは掛け算式で増えるものじゃないし、いろんな子育てのコツも覚えてくる。

子どもがたくさん欲しいのに、お金や世の中とか、何かのせいで諦めるのはして欲しくない。

森岡さん:

自分が犠牲になってないってのがすごいですね。

伊藤さん:

でも、犠牲になってるところもあるんじゃないですか?諦めるところもあるのかなって。

白石さん:

そうですね、こなせてないところもたくさんあります。

いい方向で諦めることもたくさんあって、部屋が散らかってても生きていけるので。

子どもが育ってくれたらいいやと、完璧を目指さない。

伊藤さん:

2人目、3人目となると、緩くなるところたくさんありますよね。

岡本さん:

でも大変だな、知らなきゃよかったと思うこともある中で、幸せと思えるきっかけってなんなんでしょうね。

森岡さん:

別の選択をしていたらこういう未来になっていたのでは、という可能性を考えて不安になっている人が多い感じがします。

新聞社は、いろんな世界を覗き見してアウトプットできる仕事なので、自分が知りえなかったことを勉強して、自分の成長を社会の役に立てるという環境は、現状肯定感に繋がるかなって。

でも、昔は人に言われて何かをするのはイヤだと思うことも多かったですね。

けれど、どんな内容でも経験になる、何が来ても自分のプラスになると考えが変わってからは幸せを感じるきっかけは多くなった気がします。

伊藤さん:

僕自身は試行錯誤でもがき苦しんでいる途中なので、みなさんのいろんな価値観と触れ合いながら自分自身の考えをさらに深めていけるセミナーにできたらいいなって思っています。

釣りが好きなので、釣り中心に就職や生活を考えて独身釣りライフを楽しんでいたけど、自分の好きを我慢するとかではなく、結婚して子育てをしていく中で、自然と価値観が変化してきた。

自分でも不思議だなと思ったんですけど、子どもって面白くて、一緒に生活する楽しさは子どもがいないと気付かなかった新しい世界ですね。

講師のみなさんも、日々いろいろと悩みながら仕事も暮らしも大切にする中で、いろいろな気付きや発見があるんですね!

本セミナーは、一方的に講演を聞くスタイルではなく、話し合いの時間がしっかり設けられているので、いろいろな意見を交換できますよ。

仕事と家庭のバランスを取りつつ地域で豊かに暮らしていくためのヒントがきっと見つかると思いますので、お気軽に参加してみてくださいね♪

■ 若者・子育て世代ライフプランセミナー(三津浜)

開催日/2024年9月12日(木)、26日(木)、10月17日(木)

開催時間/16:00~18:00予定

場所/旧鈴木邸

住所/愛媛県松山市三津1-3-13

駐車場/なし(近隣の駐車場をご利用ください)

参加費/無料

お問い合わせ/【株式会社いよぎん地域経済研究センター】080-2990-1154(岡本)080-2990-1205(上甲)

メールアドレス/irc-dwax@iyoirc.co.jp

お問い合わせ/070-5510-3145(岩神)

メールアドレス/9suzukitei@gmail.com

reported by イマナニ編集部 さきち

記事公開日:2024/08/26

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