漫画「店員スマ子の日報」のカット(はらぺこもんろーさん提供)
【漫画本編】「ファンクラブ」加入のため、“スマホ”に替えたシニア女性 1人で会員登録するには“激ムズ”だった!
スマホショップの店員が見たお客さまのエピソードを描いた漫画「店員スマ子の日報」シリーズが、Instagramで700件以上のいいねを集めて話題となっています。
「芸能人のファンクラブに入りたいから」という理由で、ガラケーからスマホに変えようとしているシニア女性。しかし彼女たちにとって、スマホの設定は難しく…。読者からは「うちの両親も、教えるのに一苦労でした」「自分も高齢になったときに、新しい技術やサービスについていけないかも」などの声が上がっています。
何歳になっても挑戦する姿に共感
この漫画を描いたのは、漫画家のはらぺこもんろーさんです。Instagramやブログ「はらぺこもんろーのまんが」で漫画を発表し、Kindleでは『携帯ショップあるある』を無料配信しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からでしょうか。
はらぺこもんろーさん「2022年3月ごろです。小さい頃から漫画家になりたいと思っていて、小学校の卒業アルバムにも、将来の夢は『漫画家』と書いていました(笑)。大人になって漫画を描くことから離れていたのですが、就職でSNS漫画に触れたことがきっかけで、漫画制作を行うようになりました。
Instagramは、翌4月からはじめました。ブログとは読者の層が異なるため、幅広い方々に読んでいただきたいと思ったからです」
Q.「スマ子の日報」シリーズは、どのように制作されているのですか。
はらぺこもんろーさん「このシリーズは、読者からの体験談をもとにしています。いただいた体験談の中で分からないことがある場合は、携帯ショップで働いていた友人に聞くなどして制作しています」
Q.ファンクラブに入るために頑張るシニアに対して、どう思いますか。
はらぺこもんろーさん「本当に素晴らしいことだと思います。私も年齢を重ねていくと、新しいことへのチャレンジがおっくうになってしまうことがあります。その気持ちの壁を乗り越えて、何歳になっても挑戦する姿は、とてもすてきだと思います」
Q.自分自身も、スマホやその他のガジェットなどで、「教えてもらわないと使えないかも」と思うことはありますか。
はらぺこもんろーさん「スマホに関しては、学生の頃から使用していたので特に支障はありませんが、最近だと、洗濯機がいきなり動かなくなって対応に困ったことがありました。幸い、スマホで調べた対処法によって解決しましたが、それでも無理だったら専門部署に聞かないとならなかったと思います。あのときは洗濯物がたまっていたので、本当に焦りました」
Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。
はらぺこもんろーさん「実際に携帯ショップ業界で働く現職の人や、すでに退職された人などから、『こういう人いる!』と共感の声を頂きました」
配信: オトナンサー
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