東京都荒川区にある町中華「永新」の「豚レモン」は、まかない料理から定番メニューへと昇格した一品だと、テレビで知った人気料理系YouTuberの武島たけしさん。食べたことはないが味の想像が付くと、我流の再現レシピを自身のYouTubeチャンネル『武島たけしの極み飯』で紹介していました。豚しゃぶにレモンしょうゆだれをかけた一品ですが、豚肉を中華スープでサッと茹でるのがポイントでした。これは暑い日でもぴったりな一品!さっそく作ろう♪
【リュウジの冷しゃぶ】お湯で煮ない!水で洗わない!ポン酢使わない!「肉が硬くない冷しゃぶ」に挑戦♪
「豚レモン」の人気店、東京・荒川区の町中華「永新」がこちら!
足立区で仕事でしたが、お昼は荒川の永新さんでお昼にしました♪ pic.twitter.com/u1MeF8wScg
— hiro_ike (@hiroike30829463) June 4, 2023
中華料理「永新」の店構えの画像をX(旧Twitter)にポストしている方を発見!「永新」は1973年に東京都荒川区西尾久で創業した人気の町中華店です。
こちらのお店の名物料理が「豚レモン」。お店のインスタグラムを見てみると、30年以上も前から人気があると書かれていました。当時は「冷しゃぶ」という言葉が無かったそうで、当初は「豚肉とレモンとにんにく和え」というメニュー名だったとか。
そんな「豚レモン」をテレビで見かけた武島たけしさんが、きっとこんな味だろうと想像して再現していましたよ。
豚しゃぶは暑い日でもお箸が進む料理。レモン風味ならさらにお箸が進みますよね♪武島たけしさんのオリジナルレシピで、筆者も再現してみます。
中華スープで豚肉を茹でるのがポイント!「豚レモン」を作ってみた!
【材料】(1~2人分)
しゃぶしゃぶ用豚肉…約200g~お好みの量
レモン(国産)…1/4個
レタスまたはキャベツ…適量 ※今回はサニーレタス2枚使用
中華ペースト…適量 ※鶏ガラスープの素(顆粒)でも可
しょうゆ…大さじ2
酢…大さじ1
砂糖…小さじ1
からし(チューブ入り)…2~3cm
1. 鍋に適量のお湯を沸かし、中華ペーストを溶かして中華スープを作ります。
今回は水700mlに中華ペースト小さじ1弱を溶かして、やや薄めの味付けで中華スープを作りました。
2. 沸騰しない程度の火加減にし、豚肉を入れて混ぜながら色が変わるまで茹でます。
豚肉の半量を広げながら入れ、1分ほど火を通すと全体が白っぽくなりました。火が通ったらスープを切ってすくい、バットやお皿に広げておきます。残りの豚肉も1分ほど茹でて火を通しました。
茹でたスープもおいしくいただけるので、捨てずに取っておいてくださいね。
3. 冷蔵庫で適度に冷やします。
茹でた豚肉を流水で冷やすとスープの旨味が流れるので、冷蔵庫で冷やします。キンキンに冷やすと脂が固まってしまうので、冷める程度に冷やすのがポイント。急いでいる時は冷凍庫で急冷しても良いとのことなので、今回は10分ほど冷凍庫に入れて冷やしました。
豚しゃぶが乾かないようにラップをかけるべきでしたが、すっかり忘れてしまいました。今回は10分で急冷したので乾燥しませんでしたが、冷蔵庫で冷やす場合はラップをかけてくださいね。
4. しょうゆ、酢、砂糖、すりおろしたレモンの皮、絞ったレモン果汁、からしを良く混ぜます。
すりおろしたレモンの皮と果汁を加えて、爽やかな味わいのたれにします。レモンの皮を上手にすりおろせなかったので、今回は細かく刻んで加えました。
5. 付け合わせのレタスを細切りにします。
レタスはあまり細くならないように切るのがおすすめとのこと。お皿に冷やした豚しゃぶとレタスを盛り付け、4のレモンしょうゆだれをかけたら完成です。
残った茹で汁で「中華スープ」も作ってみた!
豚肉を茹でたスープは旨味が染み出ているので、長ねぎ、塩、こしょうを加えると「中華スープ」になりますよ。
豚肉を茹でた後はあくが出るのですくい取ります。
適量の長ねぎの小口切りを加えて火を通し、味見して塩とこしょうで味を調えたら完成です。「豚レモン」に添えていただきましょう♪
豚しゃぶに旨味がしっかり♪レモンしょうゆだれが爽やかな味わい!
東京・荒川区にある町中華「永新」の人気メニュー「豚レモン」を我流で再現した、武島たけしさん考案の「豚レモン」が完成しました♪
見た目はレタスを添えた豚しゃぶですが、たれにレモンを使っているのがポイントですよ。
まずは中華スープで茹でた豚しゃぶからいただきます。パサつかずにやわらかく仕上がっていて、豚肉が水っぽくなくてとてもおいしい♪中華スープで茹でたことで、ほんのりと旨味が染みていますよ。
華やかで爽やかな香りが広がるレモンしょうゆだれも絶品!今回はレモンの皮を細かく刻んで加えましたが、皮も加えることでしっかりとレモンの香りを感じられますよ。
豚しゃぶはポン酢じょうゆで食べることが多いのですが、市販のポン酢じょうゆよりも軽やかでフレッシュなレモンの香りと味わいを楽しめます。これはお箸が止まらないおいしさ!
豚肉を茹でた中華スープにちょい足しして作った「中華スープ」がこちら。
飲んでみると、豚肉の軽い旨味がプラスされていて、中華ペーストを溶かしただけのスープよりもコクが付いています♪おいしい「豚レモン」を作りながら「中華スープ」もパパッと作れるので、同時に2品作れる優秀レシピでした。
中華スープでしゃぶしゃぶすれば水っぽくなく、豚肉の旨味がアップ!
YouTube『武島たけしの極み飯』で見つけた「豚レモン」は、夏の疲れが出る時期でもモリモリと食べられる、レモンしょうゆだれがおいしい冷しゃぶでした。
冷しゃぶを作る時はお湯で茹でていたので、中華スープで茹でるのは目からウロコでしたが、水っぽくならずにほんのりと旨味が付いておいしく茹でられましたよ♪
冷しゃぶは暑い時期にぴったりなおかずなので作る機会が多いと思います。武島たけしさん考案の「豚レモン」は、簡単に試せる裏ワザが詰まったレシピなのでおすすめですよ!
レモンの爽やかな風味でさっぱりとしたおいしさになるので、ぜひ作ってみてくださいね。
配信: あたらしい日日
関連記事: