オートミールとは、オーツ麦を食べやすく加工したもので、食物繊維やたんぱく質をはじめとするさまざまな栄養素が豊富で、健康食として人気の高い食品です。オートミールは、ヨーロッパを起源としており、古くからミルクに合わせるなどして、おかゆとしても食べられてきました。
オートミールは、蜂蜜やチョコレート、ドライフルーツと一緒に食べたり、温めたスープに入れてリゾットにしたり、パンケーキやクッキーに混ぜて使ったりと、調理バリエーションも豊富です。
ただ、ビタミンが少ないというデメリットがあるので、ナッツやフルーツ、野菜を一緒に摂ることで栄養バランスを調整するとよいでしょう。
オートミールにはどんな効果がある?
参照:写真AC
オートミールは全粒穀物のため、食物繊維やミネラルが豊富です。とくに、食物繊維は玄米の約3倍もあるんです。食物繊維は便秘解消に役立ち、善玉菌のエサになることで、腸内環境の改善が期待できます。
さらに、水溶性食物繊維のβ₋グルカンは、糖の吸収をおだやかにしてくれるので、血糖値の急上昇を抑える効果があります。腹持ちも良いので、間食にもとてもおすすめです。
オートミールは4種類
参照:写真AC
オートミールは製造法によって4種類に分けられます。
〇スティールカットオーツ(脱穀した麦を2~3つにカット)
生なので、必ず加熱して食べます。お湯やミルクといった水分を加えたおかゆが一般的ですが、煮込むのに30分以上と手間がかかります。
〇ロールドオーツ(脱穀した麦を蒸した後、ローラーで伸ばす)
塩味のおかゆや、ミルクリゾットにするのが定番です。
〇クイックオーツ(ロールドオーツを細かく砕く)
そのままでも食べられますが、味がないので、牛乳やスープなどでおかゆにしましょう。短時間で調理が可能です。
〇インスタントオーツ(ロールドオーツを調理加工)
そのまま食べても大丈夫ですが、牛乳や豆乳、ヨーグルトをかけて食べるのがおすすめです。
ちなみにミルクやヨーグルトなどに浸して一晩おいたものを「オーバーナイトオーツ」と呼ばれており、朝ごはんの時短メニューとして人気です。
オートミールは、簡単に作れるので、時間がないときにもピッタリです!今回は、簡単に作れるレシピを4点ご紹介します。
配信: mamaPRESS