■青江誠一郎教授が解説!おやつに食べたい「オーツ麦」とは?
オーツ麦の全粒穀物を食べるのが世界的なトレンド!
「質のよさ」に注目した”発酵性食物繊維”で理想の体に
オーツ麦は、小麦やとうもろこしと並んで、世界で主食としてよく食べられている穀物。日本ではお米が主食のためなじみがなかったが、最近は全粒穀物の栄養が注目され、WHO(世界保健機構)でも、”ホールグレイン(全粒穀物)を積極的に摂りましょう”と言われ、オーツ麦が世界的なトレンドになっている。
なぜ、オーツ麦が注目されているのか?「『オーツ麦』に含まれる『β?グルカン』という、”発酵性食物繊維”の健康機能が世界的に認められているからです」(青江教授)。食物繊維と言えば、野菜から摂ることができて便秘改善のイメージ。穀物から食物繊維が摂れることは意外で、食べることで太りそうという心配も…。
それに対して、青江教授は「全粒穀物に含まれる”発酵性食物繊維”は、腸内細菌の餌になり、太るというよりむしろ腸を元気にするため、私たちの健康や美容維持に欠かせないんです」
しかも、質のよい”発酵性食物繊維”を含む全粒穀物は血糖値の急上昇を防げるので、太りにくいというメリットが。「腸内細菌がいい状態になると、体のエネルギーが燃えやすい状態になり、お腹周りがすっきりする、さらに腸内の毒素が減るので肌の調子がよくなるなどの変化を感じるはずです。また、日々忙しく食事の時間も不規則になりがちな人こそ、朝・昼・晩の食間におやつとして食べておくと、次の食事の血糖値上昇を抑えるセカンドミール効果もあります」(青江教授)
<こんな人はオーツ麦を食生活に取り入れよう>
・ぽっこりお腹が気になる
・おやつが好きでやめられない
・炭水化物抜きの生活をしている
・秋太りが心配、代謝が悪い
配信: OZmall