2024年9/16〜11/4開催! 道後のはじまりから今を知る!
日本最古といわれている道後温泉。
国の重要文化財でもあり、愛媛のシンボルとして古くから多くの人々に親しまれてきました。
そんな道後温泉を記念し、愛媛県美術館では、道後にまつわる歴史や伝承、本館伝来品の数々を一堂に展示!
あなたもまだ知らないものがたりを探りに行ってみませんか?
松原一《湯けむり》愛媛県美術館蔵
第1章は「歴史のなかの道後」。
神代の時代から明治初期までのさまざまな資料をたどりながら、道後温泉のいにしえの姿を紹介しています。
道後地域のはじまりと人々の想いを感じられる展示です。
続いて、第2章は「道後温泉本館」。道後温泉を改築し、現在につながる「湯のまち・道後」の礎を作った伊佐庭如矢について紹介しています。
本館の建築や意匠の特徴、その魅力を多様な視点からお楽しみください。
第3章は「道後温泉本館の美術工芸品」。
道後温泉本館に伝わるさまざまな美術工芸品を選抜して展示しています。
日本で唯一の皇族専用浴室として明治32年に建設された道後温泉。
その豪華で雅な装飾が美しい又新殿・霊の湯棟についても知ることができます。
そして、第4章は「未来へつなぐー保存修理工事を通して」。
さまざまな技術を持った職人の方々をはじめ、多くの人々がたずさわった文化財修理の様子を映像等で紹介しています。
どれも貴重で歴史ドラマがたくさん詰まった展示です。
この機会に道後温泉にまつわるものがたりをゆっくりとご堪能ください!
道後を深く楽しむ関連イベントが盛りだくさん!
河東碧梧桐《俳句 温泉めぐりして…》大正時代 愛媛県美術館蔵
その他、道後地域をさらに深く知って楽しむことができる見逃せない関連イベントが盛りだくさんです!
1 フロアレクチャー
日時:9月21日(土)、11月2日(土)各日14:00~15:00
場所:本館1F企画展示室
講師:野本 健(一級建築士)×長井 健(当館学芸課長)
※本展観覧券が必要です。申込不要。
2 フィールドワーク「いにしえの道後歴史探検」
伝承や資料を手がかりに、歴史スポットをめぐります。
まだまだあなたの知らない道後の魅力を発見できるかもしれません。
日時:10月20日(日)13:00~16:00
講師:川島佳弘(愛媛大学法文学部講師)
定員:20名
※参加無料(現地集合・解散)。要事前申込。
3 「THE DOGO QUEST―道後クエスト」
指令書を手に、展示室のナビゲーターと一緒に作品の謎に迫ります。
日時:10月5日(土)、12日(土)、19日(土)、26日(土)
各日10:30~14:30
場所:本館1F企画展示室
ナビゲーター:当館作品ガイドボランティアほか
※本展観覧券が必要です。申込不要。
10月6日(日)には、道後温泉ゆかりのモチーフを自由に組み合わせて、オンリーワンの手ぬぐいをつくれるワークショップ「ステンシルでミニ手ぬぐいをつくろう」(材料費:300円※小学生以下は保護者同伴。要事前申込。)もあるので、こちらもチェックして遊びに行ってみてください!
明治27年に現在の姿に改築されてから130年の節目を迎える道後温泉。
平成30年から行われてきた保存修理工事も令和6年12月に完了するそうです。
伝承と史実が交じり合いながら、愛媛の文化が集結し、独自の芸術を築き上げた道後地域。
秋も深まる季節に、愛媛県美術館で道後の魅力を満喫しましょう!
■ 本館改築130周年 道後温泉ものがたり―湯のまちの歴史と文化
開催日/2024年9月16日(月・祝)~11月4日(月・振休)
※休館日 9月17日(火)、24日(火)、30日(月)、10月8日(火)、15日(火)、10月21日(月)、28日(月)
開催時間/9:40~18:00(入場は17:30まで)
開催場所/愛媛県美術館 本館1階(企画展示室1・2)
住所/愛媛県松山市堀之内
入場料/一般:1,000円(800円)、65歳以上:900円(700円)、高大生:600円(400円)、小中生:400円(200円) ※()は団体料金(20名以上)
※障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料です。
※満65歳以上の方は、年齢の分かるものをご呈示ください。
※本展観覧券で当日に限りコレクション展もご覧いただけます。
※道後温泉本館の入浴券半券をご提示の方は、団体料金でご覧いただけます。
※本展観覧券で当日に限り「バンクシー&ストリートアーティスト展」を100円引きでご覧いただけます。
駐車場/駐車場は、県庁西駐車場(2時間無料)を利用できますが、駐車台数に限りがあり、混雑が予想されるため、公共交通機関等の利用をお願いします。
お問い合わせ/愛媛県美術館 電話番号/089-932-0010
記事公開日:2024/08/29
配信: イマナニ
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