50代女性が好むジャンクフードは？
女性誌「ハルメク」などのマーケティングやリサーチのコンサルティングを通じて、50代以上のインサイトを日々探求する「ハルメク 生きかた上手研究所」が、「好きなジャンクフード」についての調査を実施し、その結果を「50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング」として公表しました。
調査は、2024年5月24日(金)～5月27日(月)の期間、50歳以上の女性434人を対象にインターネット上で行われました。
それによると、1位は「ハンバーガー」でした。「ハンバーグとパン。「自分の大好きな２つが合わさっていて最高です」（57歳）、「肉料理が好き。手軽に食べられる。味のバリエーションがある。比較的安価なものが多い」（59歳）、「ファストフードの中では、素材が安心でき美味しいから」（67歳）、「銀座に（マクドナルド）1号店が出来てから50年、季節毎のメニューや復刻版、ハッピーセットなども愉しみ」（67歳）などのコメントが寄せられました。
2位は「ポテトチップス」でした。
「もう美味しすぎてとまらないから」（57歳）、「歯ごたえと食べた時のガリッという音も好き。もちろん味も美味しい」（63歳）、「ビールのおつまみとして、フレーバーでさまざまな味も楽しめる最高に合うおつまみ」（67歳）などのコメントが寄せられました。
3位は「フライドチキン」でした。「一番の理由は 家では作れない美味しさ。家族もみな大好きなのでご飯のおかずになる」（58歳）、「鶏肉を食べる感覚でたんぱく質も補給出来るのではないか？と思い食べる時がある。 ジューシーで適度な塩味、カリっと出来上がっているのは自宅では作ることが出来ない」（71歳）などのコメントが寄せられました。
ジャンクフードについて50代以上はどのように考えているのでしょうか。調査対象者に自由に回答してもらったところ、「カラダに悪いと思っていても無性に食べたくなる」「癒やし・幸福感を与えてくれる」、「家族や友人とのコミュニケーションツール」などが挙げられました。
「ハルメク 生きかた上手研究所」所長の梅津 順江さんは、
「9割近くの50歳以上女性が、好きなジャンクフードがありました。
マクドナルドの日本上陸も、カップヌードル・レディボーデン・キャラメルコーンの発売も1971年。当該世代は、ジャンクフードの代表格が登場したタイミングに青春時代を過ごし、ともに歩んできました。常習性があるのは、仕方がないことなのかもしれません。
「たまらない」「背徳の美味しさ」という自由記述も頻出。Z世代で「ギルティフード」「背徳グルメ」が流行っていますが、味覚の嗜好はシニアも変わりません。食べ続けている年月が長い分、味の記憶が上書きされ、五臓六腑にしみ込んでいそうです」と、コメントしています。
（LASISA編集部）
配信： LASISA
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