意外とみんな使ってる?「家庭用脱毛器」…ただし思いがけない“デメリット”も【認定脱毛士が解説】

意外とみんな使ってる?「家庭用脱毛器」…ただし思いがけない“デメリット”も【認定脱毛士が解説】

 自宅で手軽に脱毛ケアができることから人気の「家庭用脱毛器」。各メーカーがこぞって新製品を発表しており、実際に使っているという人も増えているようです。その人気の理由と、どのような人におすすめかについて2級認定脱毛士の筆者が解説します。

「家庭用脱毛器」なぜ人気?

 うちなーうぇぶが運営するサイト「シェアライフ」が20~50代の女性300人を対象に行った「家庭用脱毛器に関するアンケート」調査によると、家庭用脱毛器を使ってい瑠女性は87人で全体の29%。約3.4人に一人と高い割合で家庭用脱毛器を持っていることが分かります。

 家庭用脱毛器を選んだ理由は「自分の好きな時に使える」で62.7%と半数を超える結果に。続いて「他人に見られたくない」が16.4%、「コスト面で良い」が15.8%でした。少数派の意見として「家庭用脱毛器の効果が高い」3.4%、「近くに脱毛サロンがない」1.7%もありました。空いた時間を有効活用できる、サロン予約の手間が省けるなど、自分のペースでケアできることが家庭用脱毛器の最大のメリットであり、人気の理由と言えるでしょう。

医療脱毛、美容脱毛との違いは?

 家庭用脱毛器と言っても種類はさまざま。一般的には、毛根部にダメージを与えて脱毛ケアをするタイプの脱毛器が主流です。その他にも、熱で毛をカットする機器、ローラーで毛を抜くようなものも家庭用脱毛器と呼ばれます。

 ここでは「毛根部にアプローチする機器」を家庭用脱毛器として解説します。

家庭用脱毛器には大きく分けて光脱毛とレーザー脱毛の2種類があります。

(1)家庭用光脱毛
 脱毛サロンで行う美容脱毛と同じ「光エネルギー」を使います。家庭用レーザー脱毛に比べると痛みが少ないため、痛みが不安な人には光脱毛がおすすめです。

 また、光脱毛は照射範囲が広く、比較的スピーディーにお手入れができるのも良いところ。

(2)家庭用レーザー脱毛
 クリニックなどで行う医療脱毛と同じ「レーザー」を使う脱毛器です。レーザー脱毛は毛根部へのアプローチが強いため、光脱毛に比べて脱毛効果が期待できます。しかしその分、痛みを感じやすいのがデメリットです。また、照射範囲が狭いため、お手入れに時間が掛かることも。

 どちらの家庭用脱毛器もセルフケア用のため、出力エネルギーは控えめです。サロンやクリニックでの施術に比べると緩やかな脱毛効果なので、1~2週間に1回の継続的な使用が必要です。


家庭用脱毛器、どんな人に向いている?

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