連日続くこの暑さ。みなさん、いかがお過ごしですか?こんなにも暑いと、食欲は落ちてくるし、なにか涼しげでさっぱりとしたものが食べたい!と思っていたら、埼玉県の農家にかな~り変わり種の「ゼリーレシピ」を教わったんです。何のゼリーだと思いますか?ヒントは…夏野菜。メロンみたいな味になるらしい♪でも、使うのはメロンじゃないですよ(笑)。なんとその答えは…
【きゅうり農家の神発明】まさかの「きゅうりレモネード」爆誕!青臭いどころか…メロンテイストで即・完飲♡
今回紹介するゼリーに使う夏野菜は…
きゅうり です!
画像/PhotoAC
成分の約95%が水分のきゅうりは、瑞々しくて夏バテ予防にぴったりの野菜ですよね。
しかも、低カロリーでありながら、カリウムやビタミンCなども含まれていて、デトックスや美肌効果も期待できるというありがたい食材。
でも、きゅうりをゼリーにして、青臭くならないの?
ちょっと不安ではありますが、娘と一緒に、さっそく作ってみたいと思います♪
清涼感たっぷり♪「きゅうりのすりおろしゼリー」
【材料】(4人分)
きゅうり…1と1/2本
レモン(国産)…1個
もち麦…20g
寒天…7g※
砂糖…大さじ6
水…600ml
※元レシピでは、凝固剤としてアガー10gが使われていましたが、今回は手に入りやすい寒天で代用しました。
凝固剤って、いろいろな種類がありますよね。
調べてみたら…
「アガー」は、海藻からの抽出物が原料で、透明度が高く、寒天とゼラチンの中間くらいの食感。
「寒天」は、海藻が原料で、白っぽく、比較的しっかりとした食感。
「ゼラチン」は、動物由来のたんぱく質で、薄い黄色で、口溶けがよくプルプルとした食感。
が特徴だそう。お好みの食感にあわせて、選んでくださいね。
使い方はそれぞれですが、今回は、寒天を使った作り方を紹介します。
【下準備】
たっぷりの水に寒天を30分以上浸けたら、水洗いして絞っておく。
【作り方】
1. もち麦は500mlの沸騰した湯(分量外)で15〜20分茹でたら、流水で洗い水気を切る。
2. きゅうりはすりおろし、レモンは適量絞っておく。
3. 鍋に水と絞っておいた寒天を入れて加熱し、完全に溶かす。
4. 寒天が溶けたら、砂糖を加えて混ぜ、溶けたら火を止める。
5. 粗熱を取った4に、2のきゅうりとレモンの絞り汁を入れて混ぜる。
6. 容器に流し入れ、冷蔵庫で2〜3時間冷やし固める。
7. 冷蔵庫から取り出し、ゼリーの上に1のもち麦をのせる。
彩りにミント(分量外)と小さく切ったレモン(分量外)をのせて、完成!
きゅうりのグリーンが鮮やかで涼しげ〜。見ているだけで体感温度が下がりそうです。
ちりばめられたきゅうりの皮は、夏の風に揺れる青々とした木の葉のよう。
ゼリーの中で固まった様子が、まるで時が止まったかのような神秘的な美しさです(大げさ?)。
気になるきゅうりの青臭さはいかに⁉
ではでは、いただきまーす!
むむ!!
ひんやりとした口当たりのあとにすぐ、きゅうり特有の香りが鼻を抜け、口の中にもきゅうりの風味がフワァ〜ッと広がりました!
不安だった青臭い感じでは全くなく、むしろそのさっぱりとした清涼感のある香りや味わいが存分に楽しめます。まさに口福♡
そして、どことなくメロンのような味に遠からず、近からず…?
昔、きゅうりに蜂蜜をかけて食べるとメロン味になるって聞いたことがあります。
じゃあ、このきゅうりのゼリーに蜂蜜をかけたら…ご興味のある方はぜひどうぞ!(笑)
もち麦のプチプチ感が新鮮!
そして、ゼリーの上にのせたもち麦。
トッピングに使うのは初めてでしたが、ほんのり甘いゼリーのプルプルとした食感の中に、もち麦のプチプチとした食感が加わり、なんとも新鮮でおもしろい。
最初は不思議そうにもち麦を眺めていた娘も、その食感が気に入ったようで「小さなお餅みたい!」と言ってパクパク。
確かに、モチモチとしていてお餅のように噛みごたえがあるので、満腹感が得られますね。
ホイップクリームをのせて、ちょっと贅沢に♪
もち麦の魅力は捨てがたいですが、なかなか手に入らないという方は、ミントとレモンを添えるだけでもOK。
すりおろしたきゅうりのつぶつぶとした食感や香りがダイレクトに感じられるので、こちらもおすすめです。
わたしは、よりスイーツ感を出したくて、ゼリーの上にホイップクリームをのせてみました。
爽やかなゼリーに、ホイップクリームのクリーミーでコクのある味わいが重なり、ちょっと贅沢な気分にさせてくれますよ〜♪
キンキンに冷やした「きゅうりのすりおろしゼリー」、暑い日のおやつにぜひ作ってみてくださいね。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
★今回のレシピは、埼玉県JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/kyuri/5577.html
配信: あたらしい日日
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