今回は、結婚後もタレントとして幅広く活躍中の大沢あかねさんと、タレント以外にも作家、映画監督としてマルチな才能を発揮している劇団ひとりさん夫妻について占ってみたいと思います。特に大沢さんは「きれいになった」「美人化半端ない」と話題になっています。もしかすると美の源は、ひとりさんにあるのでしょうか。2人の相性をひもとくことで、その秘密がわかるかもしれません。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。では、さっそく2人のホロスコープを重ね合わせ、相性を占っていきましょう。
まず、大沢さんのホロスコープを見てみます。大沢さんは太陽・月・水星・火星が獅子座。太陽は性格や人生、生き方を表す星で、月はプライベートライフ、感情、好みなどを表す星です。そして水星は知性や言葉のセンス、コミュニケーション能力、興味の対象などを表し、火星は行動力や情熱の対象などを表します。主要な星がすべて獅子座に集まっている大沢さんは、「獅子座的要素が非常に強い」タイプだといえるでしょう。獅子座はエンタメの申し子と呼ばれるくらい、楽しいこと、感動することに積極的です。
また、自己表現力も高く、自分の個性や主張を発表する能力に優れた生まれついてのエンターテイナー。さらに「自分に勝つ」生き方を好み、向上心も人一倍あります。一方、無邪気で褒め言葉に弱く、本気で褒められると天にも昇る気持ちに。「褒められて伸びる」タイプの典型だと言えるかもしれません。
そんな大沢さんですから、おそらく、ひとりさんに日頃から「素敵だよ」「魅力がある」と褒められている可能性が大。実際に、ひとりさんのホロスコープを見てみると、月が大沢さんの金星と0度という角度を取っていました。金星は愛情を表す星であり、月と金星が0度というのは、2つの惑星のエネルギーが融合し、強め合っている状態。つまり、ひとりさんにとって大沢さんは「とても好ましいタイプ」なので、愛情をたっぷり注がずにはいられないのです。対する大沢さんも、注がれた愛情に応えようと、せっせと自分磨きをするはず。なぜなら、獅子座の月が向上心を刺激するからです。
このように、ひとりさんの愛情こそが、大沢さんの美の源になっていることがわかりました。しかしながら、この2人はそう単純な関係というわけではなさそうです。というのも、大沢さんの水星と、ひとりさんの太陽が180度を形成しているから。180度とはつまり正反対の位置ということです。お互いにないものを持つため、強烈に意識しますし、初対面でも激しく惹かれ合うことがあります。恋愛感情が湧き起こりやすい相性ともいえるでしょう。
ただし、タイプとしては自分と真逆なので、うらやましいと思う反面、理解に苦しむ場面も。2人の場合、まるで異なるキャラクター同士だからこそ刺激的で惹かれているのだと考えられるのです。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。最新刊『どうしてあの人に勝てないの? ~ひとつ前の星座でわかる、あなたが<勝てない人>』Kindle版が西瓜社より発売中。
配信: アサジョ
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