《防災週間》災害時に役立つ調理方法「ポリ袋クッキング」をおさらい! 栄養面もバッチリなレシピと作り方のコツ

《防災週間》災害時に役立つ調理方法「ポリ袋クッキング」をおさらい! 栄養面もバッチリなレシピと作り方のコツ

ポリ袋クッキング(1)サバ缶のトマトジュース煮込み

《材料》2~3人分
・さばの水煮缶:1缶(190g)
・トマトジュース(100%濃縮還元・無塩):1缶(185g)
・大豆(ドライパック):1袋(60g)
・乾燥野菜(玉ねぎ・にんじん・キャベツ):ひとつかみ(10g)
・にんにく:1片(5g)
・ローリエ:1枚
・こしょう:少々
・唐辛子(輪切り):少々(好みで加減を)
※サバ缶→味噌煮・醤油煮でもOK(少し濃い味に仕上がる可能性あり)、にんにく、ローリエ、唐辛子はなしでも作れます

《作り方》 調理時間:約25分
(1)にんにくの皮をむき、キッチンバサミでざっくり刻む。ローリエの葉にキッチンバサミで切り込みを入れる(煮込み時間が短いので、早く風味づけするため)。
(2)ポリ袋に材料すべてを入れ(トマトジュースを最後に加えると飛び散らない)、袋の中の空気を抜きながらねじり上げ、上の位置でしっかりと結ぶ。
(3)鍋に水を入れ(容量の1/2程度が目安)、鍋底にポリ袋を保護するため耐熱皿または布巾を敷き、火にかける。沸騰したらポリ袋(2)を入れ、中火~弱火(フツフツと小さい泡が出てくる状態をキープ)で5~10分間加熱。鍋のフタは少しずらして吹きこぼれを防ぎつつ、水分の蒸発も少なくする。
(4)火を止め、きちんとフタをした状態で5?10分間蒸らす。
(5)ヤケドに注意して、トングなどでポリ袋を取り出し、結び目を外し(キッチンバサミで切ってもOK)、盛り付ければ完成!

 サバ缶とドライパック大豆はそのまま食べられる加工食品なので加熱時間は、乾燥野菜が戻り、にんにくに火が通ればOK。実は、筆者も家族もサバ缶特有の魚くさい味が苦手なのですが、にんにく・ローリエ・唐辛子を加えることで軽減され、トマトスープ感覚で食べやすかったです。

ポリ袋クッキング(2)マーボー高野豆腐

《材料》2~3人分
・高野豆腐(凍り豆腐):小さめ12個(34g)
・大豆ミート(乾燥・ミンチタイプ):大さじ2(10g)
・乾燥野菜(玉ねぎ・にんじん・キャベツ):ひとつかみ(10g)
・麻婆豆腐の素(レトルト食品・トロミ粉別添え):1袋(3人分・27g)
・水:カップ2+1/5(240cc)

《作り方》 調理時間:約25分
(1)材料をすべてポリ袋の中へ入れ(麻婆豆腐のトロミ粉も入れる)、袋の中の空気を抜きながらねじり上げ、上の位置でしっかりと結ぶ。袋の上から手でよく揉み込み、味を均一になじませる。
(2)鍋に湯を沸かし、鍋底に耐熱皿または布巾を敷き、ポリ袋(1)を入れ、中火~弱火で15分間加熱(鍋のフタは少しずらす)。火を止め、きちんとフタをした状態で10分間蒸らす(高野豆腐のパッケージに記載された戻し時間=加熱+蒸らし時間になるように)。
(3)ポリ袋を出し、袋のまま皿に盛りつけたら完成!

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