次シーズンに備えた暖房器具のお手入れと収納方法を紹介

次シーズンに備えた暖房器具のお手入れと収納方法を紹介

石油ファンヒーターのお手入れと収納方法


(画像出典)PIXTA

石油ファンヒーターも、石油ストーブと同様で、まずは給油タンクの中身を空にしておきます。
但し、オイルフィルターの洗浄に灯油を使うので、少し残しておいてください。

お手入れ方法

石油ファンヒーターはから焼きの必要はありません。

<お手入れの手順>

電源をオフにし、乾電池がある場合は取り外す
オイルフィルターを取り出し、汚れを拭き取る(水洗いNG)
キレイな灯油でオイルフィルターを洗い(※)、元に戻す
背面のエアフィルターのホコリを掃除機で吸い取る
本体の汚れを乾いた布で拭き取る

※金属製のボウルなどに灯油を入れ、ゴム手袋をしてフィルターを洗います。洗浄後の灯油は排水溝に流さず、古布や新聞紙に染み込ませて処分してください(自治体のルールを確認してください)。

収納方法

石油ファンヒーターの収納方法は、石油ストーブと同じです。購入時の箱に入れ、湿気の少ない場所に水平に保管しておきます。傾けたり、横倒しにしたりするのは避けましょう。

ホットカーペットのお手入れと収納方法


(画像出典)PIXTA

ホットカーペットは、コンパクトに収納するのが難しい暖房器具です。ダニが発生しやすいため、丁寧にお手入れして保管しましょう。

お手入れ方法

シーズン中は、ホットカーペットは敷きっぱなしなので、ホコリや食べこぼしが入り込んでいます。ですから、きちんと汚れを落としましょう。
お手入れ方法は取扱説明書を必ず確認してください。

<お手入れの手順>

ダニ退治モードを使用する(ない場合は高温モードで1時間放置)
掃除機でホコリや汚れを吸い取る
水洗いできるタイプは洗濯ネットに入れて洗濯機で洗う、または手洗い(ぬるま湯に中性洗剤を混ぜて押し洗い)する
水洗いできないタイプは、古布に薄めた中性洗剤を含ませて汚れを拭き取る
しっかりと乾燥させる

水洗いによる故障が不安な場合は、対応可能なクリーニング店に依頼してみるのがおすすめです。

収納方法

ホットカーペットは、たたんで収納する方法と丸めて収納する方法があります。取扱説明書にしたがって、収納方法を選んでください。

ホットカーペットには電熱線が入っているため、たたむ場合は断線しないように気をつけましょう。
購入時の箱や布団袋などに入れてホコリを防ぎます。但し、布団圧縮袋は断線の可能性があるのでNGです。
ホットカーペットは横倒しにして収納できますが、上にモノを置くと電熱線を傷めてしまう恐れがあるので注意しなければなりません。
ですから、立てて収納したほうが故障のリスクが少なく安心です。

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