知らないと損!何を買えば正解?初心者向けキャンプギア購入術

知らないと損!何を買えば正解?初心者向けキャンプギア購入術

アウトドア超初心者がいきなり本格的なキャンプを始めようと思うと、装備にもお金が掛かるし、何から揃えればいいか迷うだろう。
そこでおすすめしたいのが徐々に段階を踏んで、ギア購入をステップアップしていく方法。
各ステップごとのポイントをじっくり解説していこう!

①最小限のギアをそろえてBBQから始めよう!

アウトドア超初心者なら、まずは必要最小限のギアをそろえて、BBQを楽しんでみよう。
購入するギアはここに紹介したものだけですむので、オートキャンプのフル装備をそろえるより、はるかに安くすむ。

もしBBQを体験した時点で、自分や家族が「やっぱりアウトドアには向いていない」と思っても、出費はこの最小限ですませられるので、大きな散財を防ぐこともできる。
食器は家にあるもので代用すれば、そのぶん出費も抑えられる。

ただし、割れないものでないと、クルマでの移動中、あるいは落として割ってしまう可能性もあるので十分に注意しよう。

■BBQに必要なギア

●BBQグリル:コールマン/クールスパイダー プロ(レッド)
●テーブル:コールマン/ナチュラルモザイク リビングテーブル/120プラス
●チェア:コールマン/カップホルダー付きスリムチェア(レッド)×4
●食器:ロゴス/ナバホ パーティー箸付き食器セット4人用
●クーラー:コールマン/ポリライト48(ブルー)

■BBQギア選びのポイント

BBQグリルには、脚付きの「スタンドタイプ」のほかに「卓上タイプ」もある。
自分たちがどのようなスタイルでBBQを楽しみたいのかを考えてから、BBQグリルを購入しよう。

家のダイニングのようなスタイルがいいのか、リビングのように座面の低いチェアに座ってくつろぐのがいいのか。
テーブルやチェアは、そんなことを考えて選ぼう。

食器はアウトドア用ではなく家で使っているものでもOK。
ただし、陶器やガラスのように、落とすと割れてしまう食器はNGだ。
またエコの観点から、使い捨ての紙皿なども控えたい。

「ハードクーラーは大きくてかさばるからなぁ……」という人には、ソフトクーラーがおすすめ。
使っていないときはコンパクトに畳めるので、家での保管場所にも困らない。

②BBQを卒業したらデイキャンプ

BBQからステップアップしたくなったら、今度は日帰りで楽しめるデイキャンプのアウトドアパーティがおすすめ。
それまでのBBQの装備に、いくつかのギアを追加していこう。

■デイキャンプに必要な追加ギア

●タープ:コールマン/XPヘキサタープ/MDX
●2バーナー:SOTO/ハイパワー2バーナー
●クッカー:キャプテンスタッグ/フィールドシェフ クッカーセット4
●バーナースタンド:SOTO/システムスタンド
●ジャグ:SOTO/ウォータージャグ

実際に設営した状態がこちら。

これらの道具があれば、BBQでは作れないさまざまな料理にチャレンジできる。
予算に余裕があるようなら、ダッチオーブンやスモーカーなどのギアを追加して、アウトドアならではの料理に挑戦してみるのもいいだろう。

■デイキャンプ装備のポイント

タープには、このヘキサタープのような「オープンタープ」のほかに、テントのような形状の「スクリーンタープ」もあるが、オープンタープの方がかさばらずリーズナブルだ。

ツーバーナーを購入するときには、バーナースタンドも忘れずに。
立って調理するのにちょうどいい高さになるので、地面やテーブルに置いて使うよりも効率よく作業ができる。

予算に余裕があったら、ダッチオーブンやスモーカーを購入して、アウトドアならではの料理を作るのも楽しい。
普段あまり味わえない料理があると、パーティーも盛り上がるぞ。

アウトドアクッキングが楽しくなったら、より作業効率がよくなるギア「キッチンテーブル」の購入をおすすめしたい。
バーナースタンド付きなら、調理もよりしやすくなる。