③コテージなら初めてのキャンプ泊でも安心
デイキャンプを楽しんできたら、次にチャレンジしたいのがキャンプ場での宿泊。
でも、初めからテント泊ではハードルが高いので、まずはコテージ泊をおすすめしたい。
デイキャンプの装備に、コテージ泊に必要な装備を追加していこう。
■コテージキャンプに必要な追加ギア
●シュラフ:ロゴス/丸洗い寝袋ナバホ・6 (抗菌・防臭)×2、コールマン/グローナイトキッズ/C7(ライム)&(ピーチ)
●マット:ロゴス/デザインセルフインフレートマット・DUO(ピンストライプ)×2
●LEDランタン:ロゴス/充電・3電源クランクランタン 120 (AC/DC/手回し)
キャンプ場にもよるが、実際の使用シーンは下記のような感じである。
日中は外でアウトドア気分を満喫して、夜だけは家と同じような建物で眠れば、小さな子どもがいるファミリーでも安心だ。
■コテージキャンプ装備のポイント
シュラフ購入時にチェックしたいのは、そのモデルの使用可能な温度帯。
出かける場所の気温に合った温度帯のモデルを選ばないと、寒くて寝られないなんてことにもなりかねない。
シュラフの下に敷くマットは、バルブをひねると自動的に空気が入るインフレータブルマットが便利。
ふたりで使えるダブルサイズのモデルもあるので、購入時に検討してみよう。
テーブルの上に置くランタンは、触ってもヤケドの恐れがないLEDランタンがおすすめ。
テーブル全体を照らせる、ある程度大きめのモデルがいいだろう。調光できればさらに便利。
焚き火台があればキャンプの夜がより楽しくなるので、予算に余裕があればぜひ購入したい。
出かけるキャンプ場で焚き火が可能か、薪は購入できるかなども確認しておこう。
④オートキャンプにチャレンジしてみよう
コテージ泊に慣れたら、今度はオートキャンプにチャレンジしてみよう。
いきなりオートキャンプだとハードルが高いが、今までの段階を経験していたら、ある程度のスキルは身に付いている。
何もかも初めてだとパニックになりそうな場合でも、落ち着いて対処できるだろう。それが徐々にステップアップしていくことの利点。
今までの装備に下記のギアを追加していこう。
■オートキャンプに必要な追加ギア
●テント・フロアマット:コールマン/タフドーム /2725スタートパッケージ
●燃料ランタン:キャプテンスタッグ/テラパワーガスランタン〈L〉
実際に設営してみると下記のような感じになる。
テントやランタンはいきなり購入するのではなく、レンタルする方法もある。予算と相談して決めよう。
■オートキャンプ装備のポイント
テントを購入する際に確認したいのが「定員」。
全員が寝られることはもちろん、荷物を置くスペースがあるかどうかも考慮して、自分たちが使いやすいテントを選ぼう。
テント購入時は、テント内に敷くフロアマットも一緒に購入すること。
地面からの湿気や冷気の侵入を防ぐので、テント内が快適になる。
テントとセットで売られているモデルもある。
LEDランタンだけでは暗いので、サイト全体を照らせるガスやガソリンを燃料にするランタンを購入したい。
テーブルから少し離して設置すれば、誘蛾灯代わりにもなるので便利だ。
キャンプ場によっては地面が硬く、テントに付属するプラスチック製のペグでは刺さらない場合がある。
そんなときに備えて、スチール製のペグやハンマーを準備しておこう。
フィールド協力/PICA富士西湖
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068-1
TEL 0555-30-4580
PHOTO/佐藤弘樹
TEXT/牛島義之
出典/ガルヴィ2017年7月号
配信: GARVY PLUS