USJ「オリバンダーの杖屋」で選ばれる確率をグンッとあげる方法

夏休み最後の旅行は、2泊3日でユニバーサルスタジオジャパンを楽しんできました。2日連続でパークインしたわが家、アラフォー目前の私には少々きつかったのですが、子どもたち(小3・年長)が大満足している姿を見ると、そんな疲れも吹き飛ぶから不思議です。

さて、今回で4回目のUSJ訪問となる長男は、USJの中でもハリーポッターエリアが大好き! 「オリバンダーの杖屋」で、杖を選んでもらえるひとりになりたいと、意気込んでいました。ハリーポッター好きなら憧れてる人も多いはず、今回は見事選んでもらえた息子の工夫を紹介したいと思います。

「オリバンダーの杖屋」ってどんなところ?

USJのハリーポッターエリアには、オリバンダーの魔法の杖の専門店があります。この「オリバンダーの杖屋」では、ハリーポッター作品の世界と同じように、自分に合った杖を選んでもらうことが出来ます。しかし、自分に合った杖を選んでもらえるのは、アトラクションに参加して、選ばれた1人にならなくてはいけません。

ちなみにこのアトラクション、1回に参加するのは約30人。選んでもらえるのは、オリバンダーの店の主に選ばれた1人だけなので、選ばれし1人になれるのは30分の1の確率です。今回息子は19回目の挑戦で、やっと選んでもらえました。

私が19回同行していて思ったのは、絶対に選ばれる方法はないアトラクションということ。それでも息子自身が自分で「考え、工夫し、努力し、諦めなかった結果、選んでもらえることができた!」と思えることがいくつかあったので、紹介したいと思います。

1|帽子をはずす

「オリバンダーの杖屋」を4~5回連続で挑戦しました。しかし、息子が選ばれることはなく、その際、選ばれていた人たちは、皆、息子よりも大きい、中学生・高校生ばかりでした。息子もそのことには気づいていたようですが、急に身長を伸ばすことはできません。そんな現実に少々心折れた息子は「オリバンダーの杖屋」に並ぶのを辞め、次男が楽しんでいるミニオンエリアへ合流することにしました。

しかしミニオンエリアの「ハチャメチャライド」を楽しんだ後、また「オリバンダーの杖屋」へ並びたいと言い戻ることに。その際長男は「オレはまだ小3だけれど、中学生みたいに恥ずかしがらないでできる!どうすれば、そのことがオリバンダーに伝わるかな…」と悩み「オレのしっかりした目を見てもらいやすいように、帽子をはずす」と考え再挑戦することに。

帽子をはずした息子の姿は、親の私から見ても、先ほどまでの子どもっぽさがなくなり、一段としっかりとしたお兄さんに見えるように!

オリバンダーに選ばれた人は、杖を選んでもらうとき「名前や誕生日」を聞かれたり「魔法の呪文」を唱えます。そんな時、きちんと受け答えができそうな人をオリバンダーも選んでいるようでした。

私が参加した19回はいずれも、しっかり対応できそうな中・高生や、笑顔で堂々としている外人の方が選ばれる傾向が多かったです。そんなところから察するに、息子の帽子をとる工夫は、選ばれる確率をグンッと上げていたように思います。