運命の輪は「2つの運を持つ人」
「運命の輪」のイラスト。まるで大きなルーレットのように見えます。このルーレット、うまく回るときあるし、思うように回転しないときもあるでしょう。また、カードはナンバー10。これまでの一桁から二桁へと、一段違うサイクルの始まりを表します。このように「運命の輪」には、2つの異なる運が交差しています。一般的には、幸運と不運の2つです。ただ、一段上がる・下がるという運勢も視野に入れておいた方が良さそうです。例えば、同じグルールの中での幸運と、一段異なるグループにおける幸運とは、意味合いが異なるからです。
カードとの対話
ここでカードと対話をしてみましょう。
(1)準備:椅子を2脚、用意します
椅子を適度な間隔で配置してください。
(2)「2つの運をもつ人」への質問・問い掛け
自分の座る椅子に座り、もう1つの椅子をご覧ください。そこには「2つの運を持つ人」が座っています。その姿をイメージしてください。
その人に、様々な質問をしてください。今週のスケジュールやイベントで気になること。今の悩み相談ごとなど。どのようなことでも大丈夫です。
次の質問もしてください。
1.先ほどの第一印象。どうして、感じたの、出てきたの?
2.目に留まった箇所。どうして、そこに目が留まったの?さらに、その箇所からのメッセージ。どうして、そのメッセージが気になったの?
3.「2つの運」ってどういうこと?
4.今回上のA(または下のB)を選んだけど、今の悩みと何か関係があるの?
この他、あなたが気になること、聞いてみたいことなど、何でも自由に聞いてください。なお、質問に答えなくていいです。まだ、問い掛けの段階です。
(3)「2つの運を持つ人」から返事をもらう
相手の椅子に移動します(必ず移動してください。頭の中をリセットするためです)
目の前の人(あなたのこと)から、先ほど幾つか質問がありました。その問い掛けに対する答えを考えてください。「2つの運を持つ人なら、どのような返事をするだろう?」実際にお考えください。そして、目の前の人に伝えてください。
(4)椅子を交互に移動し答えを見つける
再度、元の椅子に戻ります。カードからアドバイスなどの返事がありました。その答えで納得できる場合はOK。そこで終了です。もし、納得できない場合、上記の(2)と(3)を繰り返します。最終的な答えが出てこなくてもOK。言いたいことや聞きたいことを吐き出せれば、そこで終了です。
(5)再度カードを確認(ビフォー&アフター)
もう一度、タロットカードをご覧ください。
最初に見たときと、見え方の違いはありますか?
例えば、色が鮮やかに見える。細かいところが見についた、などです。
最初の捉え方と、どこが異なるのか、なぜ異なるように見えたのでしょう?その理由を考えてください。※もし、色が鮮やかに見えたのであれば、気持ちが軽くなったからです。細かい点が見えた場合、それだけ細かい点にも意識が持てるようになったからです。
(6)正位置にして見る(逆位置との比較)
最初にBを選んだ場合、カードを正位置にしてご覧ください。
逆位置で見たときと、見え方の違いはありますか?
なぜ異なるように見えたのでしょう?その理由を考えてください。
(7)メッセージのエネルギー化
このカードとの対話の中で、いろいろなことに気づいたと思います。その気づきを、あなたの日常生活に活かす方法を考えてください。それが、今週のあなたに必要なことや、悩みや相談ごとを解決するヒントになります。ぜひ、実践してください。実際に取り組むことが、メッセージのエネルギー化に通じます。
配信: LASISA