タイの人はヤードムという嗅ぎ薬をよく使っています。
メントールなどの清涼感のある香りの成分を鼻から嗅いで使うもので、タイらしいお土産の1つとして日本人にも人気があります。
ヤードムの主な用途は、気分転換や眠気覚まし、暑さ対策、虫刺されなどです。
電車の中や仕事中、歩きながらなど、日常のさまざまなシーンで使っている人をよく見かけます。
形はリップスティックのようなタイプが一般的で、特に中高年男性の中には鼻に差したまま使っている人もおり、その様子はなかなかシュールです。
ヤードムの他の用途として、体調不良の時に嗅ぐことでつらい気分が和らぐという効果もあります。
電車に乗っていて、気分が悪くなって倒れた人がいた時、乗っていた数人のタイ人から次々とヤードムが差し出されていたのを見たことがあります。
実際、筆者も街中で転んで気分が悪くなりしゃがんでいたことが以前あったのですが、近くのお店の人がサッとヤードムをくれて感動しました。
ヤードムはほとんどのコンビニやドラッグストアで売っています。
価格も安いので、気になる方はぜひ購入してみてください。
ミントの香りや味が好きな人はきっと好きだと思います。
配信: ワウネタ海外生活