【実録】セカンドハウスって実際どうなの?物件選びとメリット・デメリット

おはようございます。

ライフオーガナイザーの梅野優子です。

「セカンドハウス」といえば、以前は“一部の人たちの贅沢”というイメージでしたが、近年のリモートワーク普及に伴い、ずいぶん身近なものになってきているように感じます。

そんなわが家も、3年半前にセカンドハウスを購入しました(わが家の場合は、厳密には「別荘」という括りになるようですが、今回は「セカンドハウス」で統一します)。

実際に物件を選んだときの基準や、利用してのメリット・デメリットをレポートします。

■明確な目的が重要!馴染みのある場所と現実的な予算で物件選び

セカンドハウスを検討し始めたきっかけは、コロナ禍でした。温泉が好きで、よく温泉に行っていたわたしたち家族ですが、コロナ禍で気軽に温泉に行けなくなってしまいました。そして同じ頃、車椅子の長男の身体の成長による介護負担も感じるようになってきていたのです。

そこで、いつ終わるかわからないコロナ禍にやきもきせず、介護仕様に改装もできる、自分たちの温泉付きセカンドハウスを検討し始めました。

場所は、長男のリハビリで10年ほど通い続けている大分で馴染みのあるエリアにしました。

予算については、ローンなしで購入できる範囲と決めました。というのも、セカンドハウスは住宅ローンが使えず、ローンを組むなら金利の高いセカンドハウスローンのようなものしか使えないのです。

「温泉がついていて、自然の景色が楽しめること」という譲れない条件のみ明確にして、それをクリアできる物件を予算内で探しました。築30年超のこじんまりした温泉付き物件が、すぐに見つかりました。

物件価格が安い分、資産価値はあまりないけれど、税金等も安いので、維持コストも軽減されています。

■メリットはフレキシブルさとリフレッシュ感

セカンドハウスのメリットは、思い立ったらいつでも行けることです。

以前は、仕事で予定が立てづらいので宿の予約がしにくく、日帰りで温泉に行くことが多かったのですが、「明日行く?」と突然決めて、ゆっくり泊まれる今はとても便利です。

あとは、リフレッシュ感が大きいこと。自宅でくつろいでいても、日常から抜けきれない部分はあるので、“場所を変える”というのは、くつろぎ度合いが違うなと感じます。

他には、自宅よりプライベート感が少ないので、友人や仕事仲間など、家族以外でも集まりやすいことも楽しいと感じます。