残りがち…シールをキレイに剥がす方法は?
子どもが机などに貼りつけたシールや、商品に貼られている価格シール。きれいに剥がしたかったのに、跡が残って余計に手間がかかってしまった経験はないでしょうか。今回は、貼ったシールをきれいに剥がすポイントや注意点をご紹介します。
温風を当てるだけで簡単に剥がせる!?
シールの剥がし方の基本は、「ドライヤーで温める」こと。まずドライヤーを一番弱い風量に設定し、剥がしたいシール部分に直接当てます。熱を与えられたシールは粘着力が弱まるので、数十秒ほど温風を当てたら、温かいうちにそっとシールを剥がしましょう。
ドライヤーを当てる方法は、水分に弱い金属や壁など、薬液を使いたくない場所におすすめ。表面が樹脂やビニールで覆われたシールに使用することもできます。
また、シールの粘着力を弱めてくれる“界面活性剤”入りの台所用洗剤を使うのも1つの手段。力技で除去するのではなく、剥がしたいシールに台所洗剤を塗り、ラップで覆って10分ほど放置すれば簡単に剥がせるようになるはずです。
除光液を使って、シールをきれいに剥がす方法もあります。除光液をティッシュなどに含ませて剥がしたいシールに浸透させたら、こちらも約10分放置するだけ。除光液に含まれるアセトンという有機溶剤が粘着剤を溶かし、シールが剥がれやすくなります。
とても簡単な方法とはいえ、除光液は気分が悪くなることもあるため、使用する際は換気が必要。また、プラスチック製品や樹脂製のおもちゃ、食器などに使用すると変色や変形の原因になります。不安がある場合、シールが貼られた側の素材を確認してから除光液を使用してください。
配信: LASISA