「乳がんの手術後」に気を付けたい日常生活の注意点とは?【医師監修】

「乳がんの手術後」に気を付けたい日常生活の注意点とは?【医師監修】

乳がんの手術後についてよくある質問

ここまで乳がんの手術後の注意点・後遺症・治療法などを紹介しました。ここでは「乳がんの手術後」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

乳がん手術後の安静期間はどのくらいですか?

上 昌広(医師)

乳がんの手術後は3日程度ベッド上で安静にします。手術の傷が引っ張られないような体勢や手術をした胸が圧迫されないような体勢を取ってもらいます。手術後の傷の状態や体調によって変わりますが、安静期間が終わったら少しずつ歩行やリハビリを開始します。

乳がん手術後の痛みはいつまで続きますか?

上 昌広(医師)

乳がん手術後の痛みは手術直後をピークとして、徐々に和らいでいきます。個人差はありますが、1週間程度で痛みが軽減されることが多いです。しかしなかには乳房切除後疼痛症候群となり、慢性的に痛みが続くケースもあります。痛みが続くようなら、我慢しすぎず主治医に相談してください。

編集部まとめ

乳がん手術後の日常生活の注意点・後遺症・治療法を解説しました。

乳がんの手術後はこれからの生活や治療に不安を抱く方がほとんどです。手術後の生活を具体的にイメージし、再発や後遺症に注意しながら、自分らしい生活を取り戻していきましょう。

この記事を通して、乳がんの手術を受けて日常生活に戻る際の不安を少しでも取り除くことができることを願っています。

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