2024年9月4日

焼きそばにりんご飴、くじ引き大会。【木津明子の子ども食堂】夏はやっぱり「お祭り」でしょ！

木津明子の子ども食堂日記vo.34

主催者である木津明子の簡単な自己紹介を……

子ども食堂日記も34回目！ですがはじめまして、の方もいるかと思うので、改めて自己紹介をします。スタイリストとして働きながら子ども食堂を運営する木津明子（きづあきこ）です。私は【こども食堂レインボー】がある横浜市磯子区の洋光台駅という町で育ちました。スタイリストのアシスタントを始めたころも、１時間ほどかけこの街から都内へ通っていました。アシスタント期間の途中から都内へ引っ越し、8年ほど東京住まいでしたが、長女（現在中２）を出産後に地元である洋光台へ再び戻ってきました。そしてこの街に恩返しをしたいという気持ちで、３年前に子ども食堂を開いたというワケです。

夏休みいかがお過ごしでしたか？

我が家は中学生の娘が塾の夏期講習に通い、私は宅建受験のため夜間学校に通っていて、その話はいつか『明子宅建物語』としてお伝えできたら……（笑）。各人がそれぞれの課題をやるために食卓に向かい、結果的に家庭全体が【ただいま勉強中！】というムードの夏休みになりました。

30年ぶりの勉強はものすごく大変で、家事育児も思ったようにできていなくて辛くなっていたら、娘が「何でも話して」と言ってくれて息子と3人で円陣を組んで大泣きしてしまい、「大丈夫！みんなで頑張ろう！」と言い合った熱い夜もありました（笑）。こんな私ですが、家族に支えてもらい10月まで突き進んでいくつもりです。受験が無事に終わったら、3人でどこかに行けたらいいな♡

個人的にはそんな夏でしたが、【レインボー】は通常運営。せっかくの夏休みなので、縁日のように出店を用意して子どもたちを喜ばせようと、今年も【レインボー】夏祭りを決行しました！

一番盛り上がった出店は……

これからの命運を左右する⁉ 【くじ引き】

今回の【レインボー夏祭り】食事のメニューは

○焼きそば

○餃包の餃子

○焼き鳥

○オクラのマヨネーズ焼き

○ミニカボチャとツナのチーズ焼き

○ツルムラサキと玉ねぎのスープ

そしてテラスに用意した出店は

○ヨーヨー釣り

○わたあめ

○かき氷

○りんご飴

に決定。文字だけ見ると簡単そうなのですが、朝からやることが盛りだくさんで調理チームもテラスチームもバタバタ！【こども食堂レインボー】はいつも3口コンロとホットプレートで調理しています。一気に全てのおかずを調理したいところですが、そんなわけにもいかないので、調理の順番やどれをどこで調理するかも結構重要！スタッフみんなそれぞれの仕事をこなしながら頭の片隅には、今回の新チャレンジ【りんご飴】が常にチラつきます（笑）。

みんないろいろ調べてくれて、調べれば調べるほど失敗談も見つけちゃって「できるかな。大丈夫かな」とドキドキ。

お祭りプレート完成！焼きそばってお祭り感ありますよね。子どもたちに大好評でした♡ みんな大好き【肉汁水餃子餃包】の餃子と秦野の有機農家の久保寺さんからの野菜で栄養も満点。

大学生スタッフのななかが飴を絡めてくれて無事に完成！見た目はキレイだが、味はどうか……！

スタッフのラガーが早めに入ってくれてキッズスタッフのタマラとヨーヨー釣りの支度中。妙にシュールな2人。

今回ヘムトの平山くんのご紹介でTYさんより可愛いぬいぐるみやおもちゃ、ペンケースのギフトがあり、くじ引きでプレゼントを。

オープンと同時にたくさんの子どもたちが集まってくれ、中には浴衣や甚兵衛着用で来てくれた子も♡ みんなごはんを食べてからテラスコーナーでわたあめを食べたり、ヨーヨー釣りをしたり。夏祭り一番の盛り上がりはやはり【くじ引き】！なぜか子どもたちほぼ全員が祈りのポーズで、開封を待ちます。「頼む！当たれ〜！」「お願い！！」などの声も聞こえて、興奮状態（でも安心してね。TYさんからのギフトは全員分あるんだから、と微笑ましく見守っていました）。

TYさんからの素敵なプレゼントをゲットして、いざ写真撮影！

りんご飴はカリッとならず“飴が絡んだりんご”になってしまったけど、みんなで食べればこの失敗も楽しい味わいに。来年の夏祭りの課題が増えました（笑）。夕方までいつも通り子どもたちが賑わい、おしゃべりをしたり遊んだりして過ごしました。

夏休み帰省している間に来てくれている子どもたちもいて「ありがとうございました！また来ます♡」と声をかけてくれて、次に会うときは少し大きくなっていたりするんだろうな〜と、次に会う楽しみがあるのも嬉しいです。子どもたちの笑顔がたくさんのよい【夏祭り】になりました！

【こども食堂レインボー】の一番の目的は、子どもたちにお腹いっぱいになってもらい笑顔にすること。地域全体でコミュニケーションをとり、子どもたちを守り育てていくこと。そして育児に関わる全ての人たちが少しだけ羽を休めて、また笑顔で育児に向き合える場所としても活動を続けていきますので、引き続き応援をお願いします。