男性不妊の前兆や初期症状について
男性不妊の前兆や初期症状はありません。
男性不妊の検査・診断
男性不妊の検査は精液と泌尿器科系の検査があり、婦人科と泌尿器科が連携しておこないます。
精液検査
精子の量や濃度、運動率、質、形態、感染の有無などを調べます。
検査の対象となる精子は質を落とさないために、2〜7日間射精を控えた後、マスターベーションで全量を採取します。
精索静脈瘤の検査
精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)は精巣の静脈内で血液の逆流が起こり、精巣に瘤(こぶ)ができる病気で、触診や超音波検査を用いて診断します。
男性不妊の原因として最も頻度が高いと言われています。
内分泌検査
内分泌検査は、血液を採取してテストステロン(男性ホルモン)や性腺刺激ホルモン(LH、FSH)の値を調べます。
これらの値は、精液異常や勃起障害、射精障害の原因を特定する材料になります。
染色体・遺伝子検査
血液検査で、染色体や遺伝子の異常がないか確かめます。
染色体や遺伝子の異常は、精子形成障害につながるため、無精子症や精子数が極端に少ないケースで確かめることが多いです。
配信: Medical DOC