山本ゆりさんの「ザクザク塩レモンチキン」を作る

小麦粉と片栗粉のW使いがポイント

先生、よろしくお願いします!

先生ちゃうし!私、本当に教えるのが下手なんで。

でも、テレビでDAIGOさんに料理を教えてるじゃん。

DAIGOさんは器用な方ですし、覚えるのも早いんで、私はほぼ横で見てるだけです(笑)。

料理を覚えられるのは、それだけゆりさんのレシピが完成されてるってことだよ。


じゃあ、まずは鶏もも肉を一口大に切ってください。お好みの大きさで。

酒飲みはね、ちっちゃいほうがいいの。

わかる!ちょこちょこつまみたいですよね。


切ったら、鶏もも肉にフォークで穴を開けてください。穴を開けることによって味が染み込みやすくなって、下味をつける時間を短縮できます。

出た、時短テクニック!

鶏もも肉1枚にしっかり味を染み込ませるのに、本当だったら2時間かかるって言われてるんです。でも私、2時間も待てないから(笑)

ゆりさんのレシピはこういう説明が分かりやすいんだよね。

ポリ袋に塩、砂糖、チューブのにんにく、 レモン汁、酒、サラダ油を入れてもみこむ

穴を開けたら袋に鶏肉と調味料を入れてよくもみこみ、15分ほどおいておきます。

ゆりさんの調味料の配分って分かりやすいよね。僕は「小さじ1/3」とか書くこともあるけど、ゆりさんはだいたい1とか2とかにする。

でも、リュウジさんのレシピはこだわりが伝わってきて好きですよ。絶対おいしいのがわかります。


はい、もみこみました!

この間に、もう一つの袋に片栗粉大さじ6と調味料を入れてください。黒こしょうは大人が食べるんやったらこの時点で衣に入れちゃうし、子どもが食べるんやったら入れずに、お肉を揚げてから、大人が食べるやつだけにかけます。

さすが!ゆりさんは家庭があるから、子どもが食べるときのこともよく気が付くよね。

いや、別に気にしなくてもいいと思うんです!でも「子どもが食べても辛くないですか?」って聞かれることが多いんで、一応。

僕もよく言われる。僕も、もしも子どもができたら変わってくるんだろうなぁ。


15分経ったら、鶏肉の袋に小麦粉を大さじ4入れます。ここがポイントで、片栗粉と小麦粉を両方使うんですけど、先に小麦粉を入れてお肉にもったりとまとわせるんです。

大さじ4ってけっこう多いね。

そう、衣を分厚くしたくて。


すごい、僕がやったことない調理法だ。僕、お肉はだいたいバットで下味つけて、粉もバットでつけるから。

バットでやったら粉がこぼれへん?

そう、周りが粉だらけになる。しかもバットに粉が残るからもったいないんだよね。その点、ゆりさんの袋はすべてを解決する。すごいわ、これ。


では、片栗粉の袋の中にお肉を入れて、粉をまぶしてください。一気に入れると団子みたいになって粉がつかない部分が出てくるんで、半分ずつ入れてください。

これ、最初に小麦粉をもみこんでるからかなり衣にボリュームが出そう。


手が汚れるけど、手を使ってしっかり粉をまぶしてください。今回、お肉を小さく切ったぶん表面積が増えてるから、片栗粉が足りないかも。足りなかったら足してくださいね。

うん、いい感じ!

揚げるときもちょっとした小技が!

フライパンに揚げ油を1cmの深さまで入れて中火で熱する

では、揚げ焼きにしていきます。

油、少ないですね。

いっぱい使ったほうがおいしいのは分かってるんですけどね~(笑)。


じゃあ、揚げていきますね。火加減は中火くらい?

弱めの中火くらいで。


こんがりしてきたら裏返します。

めっちゃいいじゃん。いい感じ、いい感じ。


油がハネるときは、鶏肉の上にペーパータオルをかぶせるの、オススメです。そうするとハネてこないし、ふたじゃないから蒸気がこもらない。市販の網のカバーもいいんですけど、ベタベタして洗うの大変なんで。

あ、本当だ。すげぇ!目からウロコだわ。

ただ、絶対にペーパータオルがフライパンの外に出ないよう気を付けてください。引火したら大惨事になるんで!


いい感じに揚がった。これはうまそうだな。

ほんと、いい揚げ色!

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