【糖尿病のある方必見】フットケアを受けた方がいい人の特徴を看護師が解説

【糖尿病のある方必見】フットケアを受けた方がいい人の特徴を看護師が解説

糖尿病合併症の一つである「足病変」。足病変を防ぐためには「フットケア」をおこなう必要がありますが、具体的にどのような人が受けるのがいいのでしょうか。糖尿病になってしまった人は全員受けた方がいいのか、看護師の嶋谷さんに伺いました。

※この記事はMedical DOCにて【糖尿病性足病変を予防する「フットケア」一体何をするの?】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

≫ 糖尿病が進行した先に待ち受ける恐ろしい合併症とは

監修看護師:
嶋谷 裕美(看護師)

看護専門学校卒業。院病棟、急性期総合病院外来など合わせて20年以上のキャリアを持つ。看護師の仕事を続けながら、webライターとしても活動。臨床経験を活かし、健康増進などに関する記事を執筆している。糖尿病性足病変看護従事者研修修了。

編集部

糖尿病の患者さんはフットケアを受けたほうがいいのでしょうか?

嶋谷さん

糖尿病の患者さん全員がフットケアを受ける必要はありません。医師が病態やケアの状態などを見て総合的に判断して指示を出します。担当医から「フットケアを受けたほうがいいですよ」とすすめられたら、受診するようにしましょう。

編集部

どういう患者さんが多いでしょうか?

嶋谷さん

糖尿病の検査結果において血糖やHBA1Cの数値が高い人ですね。さらに、足のケアの方法が分からない人、たびたび感染を起こす人、自宅で足のセルフケアが十分におこなえない人に勧められます。ご本人の希望で、継続的にアドバイスを受けたい人も、場合によっては医師から指示を出して貰える場合もあります。他方、すでに足に感染を起こしていて、足病変を起こしており、入院のリスクが迫っている人に指示が出る場合もあります。

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