兄弟喧嘩(げんか)の対処法はある?
けんかばかりのおうちは多いようですが、できれば仲良くしてもらいたいもの。そこで今日から役立つ兄弟げんかの対処法を紹介していきます。
まずは見守り本人たちで解決できそうかみる
子どもたちがけんかをし始めたら、まずは本人たちだけえ解決させるのが大切です。そこで口出しをすることなく、一旦見守ってあげてください。
兄弟げんかは、子どもたちだけで問題を解決するために交渉をさせる大切な機会です。パパママが鑑賞してしまえば、その交渉の機会を奪ってしまうことにもなりかねません。
兄弟げんかばかりの子どもたちであっても、最初はその行末を見守ってあげて、状況が悪化しそうであれば仲裁に入るという立場の方が子どもたちにとって学べることが多いはずです。
親の意見を押し付けず、それぞれの意見を聞く
兄弟げんかばかりの子どもを持つパパママは、つい「お兄ちゃんなのに譲ってあげられないの?」「お兄ちゃんなんだから…」「弟に負けてもよいの?」など、兄弟間の優劣をつけてしまうことはないでしょうか?
兄弟間の優劣は、子どもにストレスを与える原因になってしまいます。子どもは兄弟である以前に、1人の人間ですよね。それぞれに「自分が正しい」という考え方を持っているものです。
そこでパパママの客観的意見を押し付けず、兄弟それぞれの意見を聞くようにしてあげてください。
暴力禁止のルールを設ける
兄弟げんかばかりでも、それは子どもにとって成長のプラスになること。しかし事故やけがにつながりそうなほどの暴力は、兄弟げんかをするうえでのルール違反だと教えてあげることが大切です。
叩いたり蹴ったりしないこと、暴言を吐かないことなど、ルールを設けることもパパママの大切な役割。「言ってはいけない禁止ワード」も設定しておくと良いですね。
兄弟げんかは子どもにとって必要なことではありますが、傷つけ合うことがないようにしてください。
物理的にクールダウンさせることも
激しい兄弟げんかばかりする子どもたちには、物理的にクールダウンさせることも必要です。たとえば1人を他の部屋に移動させて別々にすると、怒りの感情が落ち着くことがあります。刺激となるものはできるだけ見えないように配慮してあげましょう。
そのためはある程度の時間をとったり、けんかの相手や原因となったもの(おもちゃなど)を見せないようにすることが効果的です。
兄弟喧嘩(げんか)の対応に疲れたら、周囲に頼って
子育てにストレスや悩みはつきもの。大小さまざまとはいえけんかは毎日のことなので、全部に付き合っていると、ママの気持ちもいっぱいいっぱいになってしまうことがあるかもしれません。
そういうときは身近な家族や友人に話してみましょう。だれかに聞いてもらうだけで心が軽くなりますよ。
相談できる人がいない場合は、住んでいる市町村の子育て支援サイトにアクセスしてみるのもおすすめ。相談ホットラインや窓口についての情報が掲載されています。
一人で抱え込んでいると、不安が大きく膨らんでしまうことがあります。支えてくれる人やサポート機関に頼ってみましょう。
配信: ママリ