「ロイヤルホスト」の唐揚げに感動!料理長が教える、おいしさの秘密3

「ロイヤルホスト」の唐揚げに感動!料理長が教える、おいしさの秘密3

 最上級の唐揚げ、大発見。

 家庭料理の王様であり、定食界のスーパースターと言えば、「唐揚げ」。私はこれまで、アツアツを食べれば、どこで食べても基本は同じようにおいしいと思っていました。今回は、その概念が大きく覆ったお話です。

ロイヤルホストの唐揚げが別世界級のウマさ!

 ある日、ランチを食べにロイヤルホストに行った時のことです。ハンバーグが食べたくて、ランチ限定のお得メニュー「ハンバーグコンボランチ」を注文。ぷるっぷるの目玉焼きの隣には、お皿のボリューム感を盛り上げるべく、「唐揚げ」が2つ添えられていました。


 この唐揚げ、甘辛のタレに七味唐辛子。なんだか珍しいなあと思いつつ、一口食べて衝撃が走ったのでした。「ウマい……」。

 でももしかしたら、おなかがすいていただけかもしれない。あの感動の真偽を確かめたくて、後日再訪することに。今度はしっかり堪能すべく、頼んだのは、「鶏のからあげ丼 きのこ添えランチ」。あの唐揚げがたっぷりのったどんぶりものでした。


 やっぱりウマすぎるっ。とにかくズドーンと印象に残るお味。定食屋や他ファミレスで食べるものとは別モノです。あまりに感動が大きかったため、ロイヤルホストに「ランチ唐揚げ」の魅力を聞いてみることにしました。

おいしさの秘訣は、「味付け・衣・鶏選び」にあり!

 お話を聞いたのは、ロイヤルホストの西田統括料理長。おいしい唐揚げを作るためのこだわりは、以下3つの絶妙なバランスなんだとか。

1.「ごはんに合う」を徹底追求

 馴染みのある王道感を出すために、「お醤油ベース」の特製ダレでマリネして揚げている。仕上げは、照り焼きソースと七味唐辛子。これぞ、ごはんをおいしく食べられる味付けなんだそう。

2.衣の「サクッと感」にこだわる

 衣には、小麦粉ではなく「片栗粉」を使用。マリネした鶏肉に片栗粉を加えて混ぜ合わせることで、衣にもしっかりと味がつく。(※マリネ液:片栗粉は1:1)

3.鶏の「優しい旨みと食感」を生かす

 ロイヤルホストは妥協のない食材選びをしているが、しっかり味の唐揚げには、優しい旨みと食感が特徴の「ブロイラー」を使用している。

 うーん、勉強になります! しかし、話はこれだけで終わらず、ありがたいことに、「家庭で作る場合の調理ポイント」についても教えていただきました。

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