最上級の唐揚げ、大発見。
家庭料理の王様であり、定食界のスーパースターと言えば、「唐揚げ」。私はこれまで、アツアツを食べれば、どこで食べても基本は同じようにおいしいと思っていました。今回は、その概念が大きく覆ったお話です。
ロイヤルホストの唐揚げが別世界級のウマさ!
ある日、ランチを食べにロイヤルホストに行った時のことです。ハンバーグが食べたくて、ランチ限定のお得メニュー「ハンバーグコンボランチ」を注文。ぷるっぷるの目玉焼きの隣には、お皿のボリューム感を盛り上げるべく、「唐揚げ」が2つ添えられていました。
この唐揚げ、甘辛のタレに七味唐辛子。なんだか珍しいなあと思いつつ、一口食べて衝撃が走ったのでした。「ウマい……」。
でももしかしたら、おなかがすいていただけかもしれない。あの感動の真偽を確かめたくて、後日再訪することに。今度はしっかり堪能すべく、頼んだのは、「鶏のからあげ丼 きのこ添えランチ」。あの唐揚げがたっぷりのったどんぶりものでした。
やっぱりウマすぎるっ。とにかくズドーンと印象に残るお味。定食屋や他ファミレスで食べるものとは別モノです。あまりに感動が大きかったため、ロイヤルホストに「ランチ唐揚げ」の魅力を聞いてみることにしました。
おいしさの秘訣は、「味付け・衣・鶏選び」にあり!
お話を聞いたのは、ロイヤルホストの西田統括料理長。おいしい唐揚げを作るためのこだわりは、以下3つの絶妙なバランスなんだとか。
1.「ごはんに合う」を徹底追求
馴染みのある王道感を出すために、「お醤油ベース」の特製ダレでマリネして揚げている。仕上げは、照り焼きソースと七味唐辛子。これぞ、ごはんをおいしく食べられる味付けなんだそう。
2.衣の「サクッと感」にこだわる
衣には、小麦粉ではなく「片栗粉」を使用。マリネした鶏肉に片栗粉を加えて混ぜ合わせることで、衣にもしっかりと味がつく。(※マリネ液:片栗粉は1:1)
3.鶏の「優しい旨みと食感」を生かす
ロイヤルホストは妥協のない食材選びをしているが、しっかり味の唐揚げには、優しい旨みと食感が特徴の「ブロイラー」を使用している。
うーん、勉強になります! しかし、話はこれだけで終わらず、ありがたいことに、「家庭で作る場合の調理ポイント」についても教えていただきました。
配信: 女子SPA!