後藤真希に松浦亜弥、そして藤本美貴と、個性の強い3人のアイドルが期間限定で組んでいたユニットが「ごまっとう」だ。当時の“バチバチな雰囲気”について、藤本が9月3日放送のTBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」の中で振り返った。
番組では、90年代後半から2000年代の音楽界を盛り上げたモーニング娘。をはじめとするハロー!プロジェクトのアイドルにまつわる話題に。パーソナリティのお笑いトリオ・パンサーの向井慧は、多くの歌手・アイドルを輩出したオーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京系)を観ていたと明かし、その頃の藤本のイメージについて「気合いの入った人だな…って感じだったんですよ」と話した。当時16歳だった藤本は「あれが一番の反抗期だったんじゃないかなって思います。モーニング娘。に入った時、反抗期でしたね」と“尖っていた”ことを認めた。
また、藤本のモー娘。加入直後、2002年に結成された「ごまっとう」について、向井が「スゲー3人のユニットだと思うけど、なんか怖ぇ空気だな…みたいな」とメンバーそれぞれの存在感の強さに言及すると、藤本は「あそこは意外と平和で」としつつも、「あとあと聞いたら、あややとごっちんは一時、スゴいバチバチしてた時があって、なんか2人で話し合って、スゴい(関係を)深めたらしいんですけど、全然私はそんなの知らなくて」と、松浦と後藤の間に“衝突と和解”があったことを明かしている。
「メンバー全員がソロでも活躍する超人気メンバーだった『ごまっとう』ですが、2018年9月放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)では、後藤が同じ事務所の後輩にあたる松浦とのバトルについて触れています。いわく、ライブツアーの楽屋で、藤本の不在時に松浦と2人っきりになったことがあったといい、後藤は『本人に直接、“私さ、あなたのこと嫌いなんだけど”って言ったら、松浦も“あたしも嫌い”って返してきた』と告白。松浦の何が気に食わなかったのかを聞かれると、後藤は『多分、お互いがお互いを尖らせてたんじゃないかと』『ただ、嫌いながらも、松浦がやっている仕事に対しては、私は尊敬してるとか、そういう話もして。向こうからも話してきたので、お互いに会話して。なぜか知らないけど、仲良くなっちゃった』と語り、腹を割って話した結果、最後は打ち解けたと振り返っていました」(エンタメ誌ライター)
正統派アイドルを極めた松浦と、当時は斬新だった“ヤンチャ系”で人気をかっさらった後藤。両者のキャラクターが真逆だったことも衝突の要因だったのかもしれないが、同じハロプロ!のエースとしては通ずるものもあったということだろう。
(木村慎吾)
配信: アサジョ
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