日本のカフェやコンビニでは、ホットコーヒーとアイスコーヒーは同じ値段で売られているのが一般的です。
一方タイのカフェやレストランでは、同じ種類のドリンクでもアイスの場合はホットより高いことがよくあります。
これはタイの水道水は飲むことができないため、アイスドリンクに必要な氷を作る(仕入れる)のにコストがかかっているからです。
タイの街にはたくさん食堂や路上のドリンク屋台がありますが、多くは製氷業者から氷を仕入れています。
街を歩いていると、氷が入った大きな麻袋をお店や屋台に搬入している業者さんをよく見かけます。
そのため食堂では、飲み物を頼むと10円程度の氷代を別にチャージされることがあります。
もちろん氷が不要な場合は言えばチャージされませんが、暑いタイではビールにも氷を入れて飲むほど、飲み物には氷を入れるのが一般的。
お店で氷なしで飲み物を飲んでいるタイ人を見かけることはあまりありません。
また以前は日本人の間で、タイでローカル食堂へ行ったら氷が水道水で作られているかもしれないので氷無しで飲み物を飲んだ方が良いと言われていました。
現在は、業者から仕入れた製氷工場で作った円柱型の氷を使っているところがほとんどです。
仕入れた氷であれば100%安全とは言い切れませんが、よほどお腹が弱い人でなければ気にする必要はないかと思います。
配信: ワウネタ海外生活
関連記事: