日本酒とまんじゅう、ウイスキーとケーキなど甘いもので酒を飲む人は昔からいますが、本当にそれはおいしいのか?とずっと疑問ではありました。ところがまたまたニッカウヰスキー公式さんから、かの井村屋の「あずきバー」をハイボールにぶち込むというとんでもない提案。おいしいのかどうか試してやろうと思います!
【ニッカウヰスキー公式】「漬け込みウイスキー」って何だ⁉え、スイカを漬けるの⁉︎ぶっかけるなんて、何考えてるの?
ニッカウヰスキー公式「あずきバー・ハイボール」の材料と作り方
【材料】※1人分
ブラックニッカクリア…60ml
炭酸水(冷やしたもの)…120ml
井村屋のあずきバー…1本
あずきバーがすっぽり入るグラスを用意します。
※今回用意したグラスは180mlで八分目くらいですので、1対2になるようにブラックニッカクリア60ml、炭酸水120mlにしています。用意するグラスに合わせて分量は調整してください。
【作り方】※調理時間:1分
1. グラスにブラックニッカクリアを注ぎます。
2. 炭酸水を注ぎ、あずきバーを刺して出来上がりです。
※グラスにあずきバーを刺すと一気に炭酸が出ますので、吹きこぼれないようにそっと入れてください。
見た目からしてかなり甘いのかと思いましたが、さすが井村屋さんのあずきバーです。上品な甘さとウイスキーが見事な相性で、溶けかけたあずきバーを食べてもおいしいですし、少しかき混ぜるようにして溶かしながら飲んでもおいしいウイスキーになりました。しかもあずきバーが冷たいままですので、冷えた状態が長くキープされ、ゆっくりと楽しめます。これは甘党にはたまらないなと思います。
毎年7月1日は、井村屋あずきバーの日として日本記念日協会より認定を受けています。あずきは昔から縁起の良い食べ物として、毎月旧暦の1日と15日に新月と満月を祝って食べられてきました。これは命のシンボルとしてのあずきの赤と、稲作だけでは摂れない食物繊維、ポリフェノール、鉄分、サポニン、ビタミンB1、カリウムといった栄養を取るための知恵と言われています。余談ですが、記念日というのは日本記念日協会の審査を通って登録料を支払えれば登録することができます。
元々、井村屋は和菓子屋として有名でしたが、せっかく持っているあずきを炊く技術を活かせないかと考え、1973年にあずきバーが出来上がりました。食べやすく柔らかくすることはせずに、シンプルな原材料だけを使って作られたのがあずきバーです。その努力は今も継続されていて、元々原材料としていたコーンスターチさえも今ではあずき粉に変更するというこだわりを貫いています。あずきバーのあの独特の硬さは、砂糖の減量と空気や余計な添加物などが入っていないことによるものなのだそうです。食べたことがある人にはおなじみですが、とんでもない硬さですのでかじるときは気をつけましょう。
アイスバーなのにあずきの栄養も摂れますので、ぜひ試してみてください!
配信: あたらしい日日
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