低山登山の人気高まる
山と溪谷社が提供している山のスタンプラリーアプ(R)「YAMASTA(ヤマスタ)」が、登山・ハイキング愛好者を対象に「低山」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年5月27日~2024年6月30日の期間、登山・ハイキング愛好者4806人を対象に、全国の標高1200m以下の山のなかから「推しの低山」をインターネット上で募集し、集計されました。
それによると、もっとも回答数が多かったのは、東京都の「高尾山」でした。高尾山は、“世界一登山者の多い山”として知られ、2007年にはミシュランガイドの観光部門で三つ星にも選ばれています。2位には日本百名山でもある茨城県の「筑波山」、3位には東京都と神奈川県の都県境にそびえる「陣馬山」が選ばれました。
1位の「高尾山」を選んだ人は、
「何度も繰り返し登っても、その時の季節やコースで新しい発見がある」(埼玉県/40代女性)
「駅から登山口までが近く、リフトやケーブルカーもあるので、その日の気分で登り方を変えられるのが楽しい。駅に温泉や食事するところが多く、山を降りてからも楽しみがある。」
(埼玉県/40代女性)
「小さな頃から遠足で馴染みがあるから。足が悪くなってもケーブルカー等を利用して行けるのは魅力」(東京都/50代女性)
等のコメントを寄せています。
2位の「筑波山」を選んだ人は、
「子どもの頃からお世話になっている山。短長様々なコースがあり、一緒に登る人や気分によってルートを変えて楽しめる」(栃木県/30代男性)
「登りやすく、所々に名所があって、登っていて楽しい」(神奈川県/女性50代)
「ケーブルカー、ロープウェイがあり登りやすい。奇岩、筑波山神社、梅園など見どころもある。」(東京都/女性50代)
等のコメントを寄せています。
3位 「陣馬山」を選んだ人は、
「都内からのアクセスが良く、山道も整備されていて登りやすい。景信山、高尾山へ縦走したり、距離や難易度を変えて楽しめる」(埼玉県/30代女性)
「ピストンから高尾山までいろんなルートが体調や体力に合わせて選択できる」(東京都/60代男性)
「春は桜やツツジが美しく、山頂の展望はピカイチ」(東京都/60代女性)
などのコメントを寄せています。
多くの票を獲得し、“推し”に選ばれた低山には、「多彩な楽しみがある」「複数のコースがある」「手軽である」「愛着がある」など、いくつかの共通する特徴があることが分かりました。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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