●夫は妻の笑顔に幸せを感じ“この笑顔を失いたくない!”と思うもの
「浮気されない妻の特徴を一言で言うならば……、いつも楽しそうにしている妻です。“夫が浮気をするのではないか?”と、監視を強めたり、夫の顔色を伺ったり、ベクトルを相手に向けるのではなく、まず自分が楽しもう、楽しく居よう、笑顔で居ようという意識を中心に持っている人は、結果的に周りの人も幸せにするものです」(高草木さん 以下同)
マイナス思考、ネガティブ思考の妻は要注意!
「逆に、いつも不満そうにしていたり、夫の否定ばかりしたり、ネガティブ思考な女性は一緒に居るだけで息が詰まりますね。しかし、妻が笑顔で楽しそうにしていると、夫はその姿に幸せを感じ“この笑顔を失いたくない”と思うものなのです」
さらに、もうひとつ浮気されない妻になるために心がけてほしいことがあるという。
「夫に感謝の言葉、ねぎらいの言葉を伝えられる妻です。決して『あなたが居るから私は幸せなのよ~』のような、歯の浮くような言葉を無理して伝えるということではありません。日ごろ、会社から帰ってきた夫に『お疲れ様~』、家事を手伝ってくれたとき、子どもを見ていてくれたときに『助かったわ、ありがとう』などと言っていますか? これが意外と言えていないものです。感謝やねぎらいの言葉というのは、相手への思いやりを伝えることです。そういう気持ちをきちんと伝えてくれる妻を夫は愛おしいと思うのです」
●マイナスの言葉は、浮気を助長するだけ! プラスの言葉をたくさん使う妻になろう!
家庭は、夫にとって“ホッとできる場所”であること、これに尽きると高草木さんは話します。
「帰ってきたら妻の笑顔があって、自分を受け入れ、認め、ねぎらってくれる…。そういう妻が居心地がいいのです。笑顔もなく不満やグチのようなマイナスの言葉を浴びせても、夫は居心地の悪さを感じるばかりで、浮気を助長するだけ。“プラスの言葉”をたくさん使うことは、円満の秘訣なのです」
つい相手に求めるばかりで、思い通りにならないと不満が募るもの。さらに、そこで不満を相手にぶつけたところで険悪ムードになって悪循環に陥り、気づいたら夫は他の女性のところに…なんていうことにならないように、大事なことは、自分自身が変わる! ということだという。
「夫の浮気の心配をすることよりも、夫の至らなさを責めることよりも、1人の時間も楽しむことができる自立した妻、夫をやる気にさせる言葉を多く使える妻であることを心がかけてみてください。きっとこれが何よりの浮気の抑止につながるハズです!」
今日、旦那さんが仕事から帰宅したら、笑顔で“お疲れ様~”というねぎらいの言葉からはじめてみては?
(構成・文/横田裕美子)