もう限界…女性が転職する理由
人材派遣事業を展開する「R&G」が「女性の転職事情」に関するインターネット調査を実施しました。調査は2024年7月23日〜8月6日、転職経験のある女性340人を対象に行われたものです。
転職を決意する理由はカウントダウン順に、体調を崩した、スキルアップ・キャリアアップしたい、仕事内容を変えたい・今の仕事が合わない、ライフステージの変化、収入面での不満、仕事量・残業が多い、人間関係が悪かったが挙がりました。それぞれを選んだ理由については、体調を崩したでは「夜勤で体調を崩してしまったため」（28歳）、「ストレスを感じ毎日吐き気があったりため息が出たりイライラすることが多くなり家族にも悪影響だと感じたから」（27歳）。スキルアップ・キャリアアップしたいでは「事務職をしていたが、このままずっと勤めたところで、何もスキルが身に付かないなと感じたため」（28歳）、「金融分野の知識や領域をもっと深堀りしたくなった」（27歳）。仕事内容を変えたい・今の仕事が合わないでは「今後ライフスタイルが変わっていっても続けられるような仕事にかわりたいと思った」（25歳）、「新卒で入社した会社に面白みを感じられなかった」（25歳）。
ライフステージの変化では「離婚をきっかけに手に職をつけたいと思いました。全国どこでも場所を選ばず、年齢を重ねても続けられる仕事を目指しました」（27歳）、「子育てがあり融通のきく会社へ転職しました」（25歳）。収入面での不満では「給与が安く、昇給額も微々たるものだったため、金銭的な不安を感じた」（24歳）、「お給料と仕事内容がつりあわなかった」（45歳）。仕事量・残業が多いでは「勤務時間が長い上に不規則であり、体力的に辛かった」（27歳）、「残業が多く、子どもの世話がおろそかになった」（45歳）。人間関係が悪かったでは「職場にずっと馬の合わない先輩がいて、耐えながら働いていたものの、誰かのミスを私がやったと言って吹聴されたことで限界が来た」（28歳）、「女性の先輩・同僚との関係性に疲れたことです」（34歳）。全体的な回答を通して分かったのは、「ジョブチェンジ」や「スキルアップ・キャリアアップ」よりも、今の人間関係から逃れることを目的とした人が多いとわかります。また結婚や出産といったライフステージの変化にともない、「残業が多すぎる仕事は困る」と感じている女性も目立ちました。
（LASISA編集部）
配信： LASISA
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