この度、「別冊 有料老人ホーム三ツ星ガイド 2023年度版 関西210選」発刊するにあたり、弊社独自の基準で2,572施設を調査いたしました。
2,572施設の中で、調査時の重要事項説明書やワムネットの情報(2022年4月1日~2023年8月1日)を元に、掲載されている職員体制の介護士と看護師の離職率について、堺市地域(堺区、西区、中区、東区、南区、北区、美原区)を調査しましたのでご紹介させていただきます。
調査結果より離職率が低いホーム【一般的に、ホームでは年間離職率が20%より低ければ良好とされている(介護の三ツ星コンシェルジュ編集部調べ)】を介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅に分けてご紹介いたします!
※公益財団法人介護労働安定センター公開資料の「令和4年度「介護労働実態調査」結果の概要について」では介護職の平均離職率が14.4%と報告されています。
※弊社独自の調査結果となりますので、実際の数値とは異なる場合がございます。ご参考までにしていただければ幸いです。
離職率が低いホームのメリットとは
老人ホームの入居を検討する際、また勤めるうえで職員の離職率が低いと入居する側、働く側も安心できる老人ホームに感じるのではないでしょうか。
実は、重要事項説明書や厚生労働省が介護サービスの情報を提供しているワムネットを見れば職員の経験年数などの状況が記載されているので、その数値から「離職率」がわかり、逆算で定着率がわかります。
離職率が低いホームでは職員の定着率が高いと言えます。
職員が仕事を行っていくうえで非常に働きやすい環境が整えられており、心の余裕ができる為、日々明るく笑顔でご入居者様と接することが出来ると考えます。
また、離職率が低いと勤務歴が10年以上と長く働いている方もおられ、ベテラン職員が多く在籍しているので、顔なじみの職員による介護サービスの提供や、緊急時の際には入居者様の情報を詳しく理解している職員が経験を活かし臨機応変に対応できると、とても安心できますよね。
このような情報も重要事項説明書の職員体制やワムネットの事業所詳細の従業員から読み解く事により、より詳しい現場の状況を知ることができますのでご参考までに!
※弊社独自調査の各ホームの詳細な離職率は添付のPDFにてご確認いただけます。
介護付き有料老人ホーム
施設名
ラ・ナシカ かみいし(堺市)
やすらぎの園 津久野(西区)
介護付き住宅みのり堺(中区)
スーパー・コート堺白鷲(中区)
そんぽの家 泉北(南区)
介護付有料老人ホーム エテルノテレサ浜寺元町(西区)
介護付有料老人ホーム たなごころ毛穴(中区)
介護付有料老人ホーム たなごころ小阪西(中区)
介護付き有料老人ホームシャローム晴れる家1号館(中区)
介護付き有料老人ホームシャローム晴れる家2号館(中区)
介護付有料老人ホーム エコハウスゆらら(堺区)
介護付有料老人ホームくみのき苑堺北(堺区)
介護付有料老人ホーム エコハウス三国ヶ丘(北区)
介護付き有料老人ホームでは、上記の施設の離職率が低い結果となりました。
くみのき苑堺北や、介護付き有料老人ホーム エコハウスゆらら、有料老人ホーム エコハウス三国ヶ丘など大阪南部に33の介護事業所を展開し、幼保連携型認定こども園の運営も行っている社会福祉法人 ラポール会では充実した研修制度が整えられています。また、福利厚生にも力を入れており、職員が安心して働ける環境づくりに取り組まれています。
社会福祉法人 ラポール会の研修制度には必須研修と任意研修の2種類があります。必須研修の1つには実務者研修があります。費用は法人が全額を負担し、実際に現場で働きながら資格を取得する事が可能です。次に任意研修ですが、こちらは介護に必要なスキルを習得することが可能です。必須研修と任意研修のどちらにも力を入れており、充実した研修制度を設ける事で、より良い施設運営を行っています。
福利厚生では、園内保育所や子育て支援、資格取得補助、就労祝い金などがあり、園内保育所には0~3歳までの職員の子どもを預けることができます。また、子育て支援にも非常に力を入れており、産前に休暇・時間短縮勤務なども可能で、全職員が安心して働ける制度が整えられています。
介護付き有料老人ホーム 上位離職率.pdf ( 75 KB )
配信: 介護の三ツ星コンシェルジュ