「やることが多くて時間がない」などの声
読書の秋、あなたは1か月に何冊の本を読みますか――？ そんな気になる調査を、年賀状印刷などを請け負うフタバが実施、その結果を発表しました。
調査は2024年7月、20～70代の男女200人を対象にウェブ上で行われたものです。それによると1か月に何冊程度の本を読むか（単一回答）という問いでは「全く読まない」が最も多く60人、次いで「1冊」が59人と並びました。全体の30％は一切本を読んでいないようです。ただ、そのうち読書を始めたいと考える人は46.7％。一方、読書を始めたいと思っていない人は28.3％、どちらとも言えないは25.0％でした。
読まない理由は「やることが多過ぎて時間がない」（30代男性）「仕事や家事、子どもの用事があり時間がない」（30代女性）「本を読みたいとは思うが、時間が空くと結局ほかにやりたいことが多いから」（40代女性）「どんな本を読めばよいか分からず探すのが面倒に感じる」（20代男性）「スマホばかりいじっていて、本を読まなくなった」（40代女性）などが挙げられています。
また、これから読書を始めたいと考える人の理由は「読書は有意義だと考えているから。本を通して知識を深めたい」（30代女性）「時間に余裕があれば本が好きなので読みたい」（40代男性）。逆に、読書を始める気がない人は「本は内容がとても長く、その割に欲しい情報がなかなか出てこないことが多い」（20代男性）「読書に時間やお金を費やすなら、他のことに使いたい」（40代男性）などを挙げています。
さらに、読書習慣のある人の1日の読書時間を尋ねると「15～30分未満」が最も多く、次いで「30～45分未満」「45分～1時間未満」「15分未満」と続いています。また読書する時間は、食事・入浴後～就寝までが最多でした。よく読むジャンルは「SF小説と、ファンタジー小説」（30代男性）、「ファンタジー、ミステリー」（30代女性）、「ビジネス・経済関連」（50代男性）、「自己啓発 エッセイ 実用書」（50代女性）、「歴史もの」（30代女性）、「研究に関連する参考書」（20代女性）などが上がりました。
（LASISA編集部）
配信： LASISA
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