意外と知らない危険な毒虫に注意!アウトドアのプロが夏キャンプの虫対策を徹底解説

意外と知らない危険な毒虫に注意!アウトドアのプロが夏キャンプの虫対策を徹底解説

■夏のキャンプ場でほかにも注意したほうがいい虫は?

ハチやムカデにも要注意!

サイト近くで足元周辺にハチが頻繁に飛んでいるようなら地バチの巣に注意しましょう。

もしハチに刺された場合は、その場からすぐに離れて針を取り除き、ポイズンリムーバーなどで毒液を抜きます。
そのあと、傷口を水で洗い流し、抗ヒスタミン剤を塗り、冷やします。
もしショックなどの異常などがみられたら、すぐに病院へ。

ムカデは嚙まれると激痛が走ります。脱いだ靴の中に入り込むこともあるので、履く前にチェック。
また就寝時、靴はテント内へ。嚙まれたときは、毒を絞り出して抗ヒスタミン剤を塗り、患部を冷やしましょう。

■塩がヤマビルに効くってきいたけれどホント?

効果あります!

塩をかけることで、ヤマビルの体の中の水分を奪い、しぼんで殺虫できます。
そのためヤマビルのいるエリアに入る際は、多めに塩を持参し対策しましょう。

また、塩を水で溶かしてスプレーにする方法は、塩分濃度が低いためか、あまり効果的ではありません。
ちなみに吸血中に塩をかけると自分から口を離しますが、吸っていた血をそのまま吐き出すため、服が血だらけになりますので、注意が必要です。