【令和の米騒動】ようやく解消か…《新米》毎年食べてる?新米選びで“価格”より重視することとは?

【令和の米騒動】ようやく解消か…《新米》毎年食べてる?新米選びで“価格”より重視することとは?

猛暑の弊害も深刻?高温登熟障害とは?

 お米の登熟期の気温が高すぎて品質が低下する「高温登熟障害」を知っていますか。昨今、全国的に課題となっている現象で、「高温登熟障害」によりお米が白く濁ってしまったり、亀裂が入って割れやすくなるといった悪影響が起こります。今回の調査では、44.7%の人が暑さに強い/弱いお米の品種があることを知っていると回答。その中でも、暑さに強い銘柄を意識して選んでいる人は約2人に1人もいることが判明しました。お米に対する関心度の高さが伺えます。

 新米を炊く際、いつものお米と同じ炊き方でいいと思いますか?」という質問に対して約半数の52.1%は「思わない」と回答しており、新米ならではの特徴に合わせた炊きわけが理想的であると感じています。しかし、実際には、新米に適した炊き方があることを知らないと回答した人は53.6%であり、いつものお米と新米の炊きわけが実践できていない人が半数以上もいることが分かりました。

 五ツ星お米マイスターで米屋「スズノブ」のオーナーの西島豊造氏は、 「新米の魅力はズバリ、みずみずしいツヤと口で広がる若い息吹の香りです。食感でいうと、噛みしめた時の旬ならではのしっとりとした柔らかさと、獲れたてならではの粘り具合、旨みと甘みのバランスが良い点が挙げられます。新米を選ぶ際の基準の一つとして、“暑さに強い“という点をぜひ思い出していただければと思います」とコメントしています。

(LASISA編集部)

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