【余熱調理】煮るのは4分!パサつきゼロな「しっとり鶏むねチャーシュー」に挑戦!煮汁は炊き込みご飯に♡

【余熱調理】煮るのは4分!パサつきゼロな「しっとり鶏むねチャーシュー」に挑戦!煮汁は炊き込みご飯に♡

比較的リーズナブルでボリューム感のある鶏むね肉は、日々の献立に役立つ食材♪筆者宅の近隣スーパーでは、よく100g68円で特価になっています。ただし、調理の過程でパサつきがちなのが悩みの種。何かいいアイデアはないかとYouTubeで探していたら、料理チャンネル『エプロン』で簡単&おいしく作れる「鶏むねチャーシュー」が紹介されていました。残った煮汁は炊き込みご飯にアレンジも…って、これは作るしかない♪

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YouTube『エプロン』は簡単で節約に役立つ料理チャンネル

「鶏むねチャーシュー」を見つけたのは、YouTubeの料理チャンネル『エプロン』。チャンネル登録者数は37.4万人で、投稿者のエプロンさんは、お料理好きな30代の主婦の方です。

日々の献立にぴったりの簡単料理や節約料理、おいしいスイーツなどなど!パパッと作れるレシピを紹介していますよ。筆者はこれまで、『エプロン』を参考におかずやスイーツを作ってきましたが、どれも簡単でおいしく出来るものばかリでした。

今回は、お鍋で短時間火入れするだけで作れるという「鶏むねチャーシュー」を作ってみます。ほぼ余熱で火入れするので、ほったらかしで仕上がりそう!

余熱調理がポイント!「鶏むねチャーシュー」を作ってみた!

鶏むね肉は、300g以下の小さいサイズのもので。また、お鍋は肉が煮汁にしっかり浸るよう、小さめをご用意くださいね。今回は直径16cmの片手鍋で作ってみます。

【材料】(作りやすい分量)
鶏むね肉…1枚 ※今回は300g使用
ゆで卵…好きなだけ 
水…100ml
しょうゆ…100ml
みりん…100ml
砂糖…大さじ3
酢…大さじ1
しょうが(すりおろし)…小さじ1
長ねぎ(青い部分)…あれば

1. 鍋に水、しょうゆ、みりん、砂糖、酢、しょうが、長ねぎを入れ、中火で沸騰する程度に温めます。

調味料と香味野菜を入れて、中火で煮立たせます。みりんのアルコールが飛ぶように、沸騰してから1分ほど加熱しました。

2. 皮を剥いた鶏むね肉を入れ、片面2分加熱します。

中火のまま、鶏むね肉の片面を2分間加熱します。

3. 鶏むね肉をひっくり返し、さらに2分加熱します。

鶏むね肉をひっくり返すと、加熱した面は白っぽく色が変わっていました。反対の面も2分間加熱します。

4. 火を止め、ゆで卵を加えてフタをし、30分ほど余熱で火入れします。

鶏むね肉の加熱は4分間だけ。後は煮汁の余熱で中まで火を通します。ここでゆで卵を加えると、余熱で味付け卵が出来ますよ。

フタをして、30分ほど置いておきます。鶏むね肉とゆで卵の両面に味が染み込むよう、途中で数回ひっくり返してくださいね。

今回はエプロンさんの動画と同様に1時間置いておきました。その間15分に1回、鶏むね肉とゆで卵をひっくり返して、味がなじむようにしました。

煮汁に1日浸けておくと、より味が染み込むそうですよ。食べやすい厚さに切ったら完成です♪

鶏むね肉がしっとり♪あっさり味のチャーシューがしみじみおいしい

エプロンさん考案の「鶏むねチャーシュー」が完成しました♪今回は煮汁に浸したまま1時間置いておきましたが、表面にうっすらと煮汁が浸透して、チャーシューらしく仕上がりました。

切ってみると…中は鶏ハムのようにきめ細やかな質感!ゆで卵は煮汁が染み込んで、断面が黄色、白、茶色の3層になっていました。

チャーシューは3mm厚さくらいに切って、いただきます。食べてみると、鶏むね肉なのにしっとりとやわらか~い♪煮汁に浸していたことでパサつき感はまったくなく、かなりジューシー!

周りにしょうゆとみりんの味わいが浸透していますが、鶏むね肉自体はあっさりとしているので、和風ハムのような感じでいただけます♪

味付き卵は「鶏むねチャーシュー」よりも煮汁の味わいがしっかりと付いていて、しょうゆの風味を感じます。ゆで卵よりも断然おいしいので、一緒に作らないと損!と感じるくらいですよ。

ただ、鶏むね肉の一番分厚い部分は、ギリギリ火が通っていたという感じでした。今回作ったのが冬だったので、鍋の余熱が冷めるのが速かったのかもしれません。鍋をタオルで包むなどして、余熱をキープ出来るよう工夫すると、しっかり中まで火が通るかなと思います。

残った煮汁でもう一品♪「炊き込みご飯」にアレンジしてみた!

「鶏むねチャーシュー」を作ると、煮汁がたくさん残ります。エプロンさんが煮汁の活用レシピとして「炊き込みご飯」を紹介していたので、作ってみます。

【材料】(2合分)
お米…2合
鶏むねチャーシューの煮汁…2合分 
にんじん…2/3本
しいたけ…6個
和風だしの素(顆粒)…小さじ1

1. にんじんとしいたけをみじん切りにします。

ご飯になじむよう、野菜は出来るだけ小さく切りました。

2. 炊飯器に洗ったお米、切った野菜、煮汁、和風だしの素を加え、炊き込みモードで炊飯します。

残った煮汁は250ml。炊飯器に入れると2合の線よりもやや少なかったので、水を足して調整しました。後は炊き込みモードで炊飯するだけです♪

70分経ったら炊けました。全体を混ぜ合わせたら完成です。

「鶏むねチャーシュー」の煮汁を使った「炊き込みご飯」がこちらです。煮汁の色がしょうゆ色だったので、かなり濃いめの茶色に仕上がりました。

食べてみると、うなぎのたれで炊いたような甘辛さ。ご飯が甘辛いしょうゆベースの煮汁をしっかりと吸っているので、濃厚な味わいに。中華ちまきやうなぎご飯のような甘辛いコクを感じます。

けれど、筆者は少し濃いように感じたので、水で煮汁を薄め、お好みの味に調整してもよさそうな気が。また、炊き立ては少し芯が残ったように感じたので、お米は浸水させるか、炊いた後に少し蒸らし時間を設けると、ちょうどいい硬さになると思います。

短時間加熱&余熱がカギ!パサつきやすい鶏むね肉もしっとり食感に

YouTubeの料理チャンネル『エプロン』で見つけた「鶏むねチャーシュー」は、たった4分という超短時間の煮込みと余熱で、じっくりと火入れするのがポイントでした。

スライスしてそのまま食べてもおいしいですが、細かく切ってサラダに入れたり焼いて食べたりと、いろいろアレンジが効きそうですよ。

鶏むね肉はリーズナブルでボリュームのあるお肉なので、しっとりと作れる「鶏むねチャーシュー」をマスターすれば、常備菜として活躍しそうです。

しょうゆとみりんを比較的たくさん使いますが、残った煮汁は「炊き込みご飯」にアレンジ出来るので無駄なく使えますよ。覚えておくと役立つレシピなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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