前回の話
学校でみかん狩りの話をしていた時、「何時に行くの?朝?昼?」とさなかちゃんにしつこく聞かれたまるさん、そして当日、お母さんと出かける準備をしている時に「まるちゃん!」と声を掛けられ、振り向くとさなかちゃんが立っていました。何も知らないかのように「まるちゃん、遊びに来たよ!あれ?どっか行くの?」と聞いてくるさなかちゃんに動揺するまるさん、すると「わーい!私も行く!まるちゃんと遊ぶって出て来たから帰れないもん。一緒に行くー!」そう言って強引に車に乗り込もうとしたところを「さなかちゃん!」お母さんが声を掛け「一緒には行かないよ。帰りなさい」ピシャリと伝えました。
母が私の友達に冷たい[22]
みかん狩りに一緒に行く!と車に乗り込もうとするさなかちゃんを引き止め「一緒には行かないよ。帰りなさい」ピシャリと言い放ったお母さん。
「どうして!?車大きいし乗れるじゃん!」反論するさなかちゃんに「そういう問題じゃないの」と冷静に言いました。
「よその子を簡単に預かって車に乗せて勝手に遠出できんのやわ」キッパリとさなかちゃんに伝えます。
すると「お母さんにお友達のとこ遊びに行くってちゃんと言ったし、大丈夫やもん!」さなかちゃんは全く諦める気がないようです。
「さなかちゃんが大丈夫でも、おばちゃんが大丈夫じゃない」お母さんはハッキリとさなかちゃんに向かって言いました。
そして「だから帰りなさい」と2回目の言葉を発したお母さん。
お母さんとさなかちゃんのやりとりを見ていたまるさんは「あれ?いつものお母さんなら・・『じゃあ、さなかちゃんのお母さんに電話してみよか!OK出たら一緒に行こかー』ってなるのに・・」いつもと違うお母さんの対応を不思議に思っていました。
そして「おかーさん、さなかちゃんに『だけ』冷たい・・?」まるさんの心の中に新たなが疑問が生まれました。
みかん狩りに一緒に行くと車に乗り込もうとしたさなかちゃんに、「一緒には行かないよ。帰りなさい」ピシャリと言い放ったお母さん、「どーして!?車大きいし乗れるじゃん!」反論するさなかちゃんに「よその子を簡単に預かって車に乗せて遠出できんのやわ」と言いました。それでも「大丈夫やもん!」と諦めようとしないさなかちゃんに「さなかちゃんが大丈夫でもおばちゃんが大丈夫じゃない」とハッキリ伝えたお母さん、その様子を見て「あれ?いつものお母さんなら『じゃあ、さなかちゃんのお母さんに電話してみよか!OK出たら一緒に行こかー』ってなるのに・・」いつもと違うお母さんの対応を不思議に思ったまるさんは「さなかちゃんにだけ冷たい・・?」と、他のお友達とのやりとりにはない違和感を感じていました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
お母さんが冷静にハッキリと断っても食い下がらず諦めないさなかちゃん、そんなさなかちゃんに対していろいろ感じ取っているお母さんの一本筋が通った行動は尊敬に値しますね。
配信: ママ広場