調理にひと工夫!豚肉特有の臭みを消すコツ
豚肉の臭みを消すコツ
料理酒で下処理する
スパイスやハーブを使う
クエン酸を加える
料理酒で下処理する
料理酒のアルコールや醸造成分は、食材の臭みを取るのに役立ちます。料理酒で下処理した豚肉を加熱すると、アルコールが蒸発する際に臭い成分を一緒に取り除いてくれます。
また、醸造成分が臭いの元を覆い、感じにくくする作用もあるとされていますよ。(※6)
スパイスやハーブを使う
スパイスやハーブには、臭み消しのほか、風味づけや腐敗を抑える作用も。食材によって相性のよいスパイスがあり、豚肉の煮込み料理なら八角や山椒がおすすめ。
炒め料理ならジンジャー(しょうが)やセージ、仕上げにはマスタードが合うとされていますよ。(※7,8)
クエン酸を加える
脂質の酸化臭を抑えるには、クエン酸を加えるのがおすすめです。クエン酸は脂質の酸化を促す金属イオンのはたらきを抑えるため、脂質酸化臭の低減に役立ちます。
酢や柑橘類、梅干し、焼酎などクエン酸は身近なものに含まれていますよ。(※9,10)
レモン汁の代用方法まとめ。お酢やクエン酸、みかんは代わりになる?
豚肉の臭みを消すおすすめレシピ3選
1. 簡単しょうが焼き
調理時間:20分
豚こま肉 玉ねぎ a. しょうが(すりおろし) a. しょうゆ a. 酒 a. みりん a. 砂糖 サラダ油
エネルギー:385kcal
タンパク質:19.1g
脂質:25.3g
炭水化物:17.1g
糖質:16.3g
食塩相当量:2.8g
手ごろな豚こま肉で作る、簡単なしょうが焼きのレシピです。しょうがのさわやかな辛味がポイント。酒やしょうがの調味液に漬けこんでから炒めることで、臭みが取れておいしくいただけます。生のしょうがには、肉をやわらかくする作用もありますよ。(※6,8)
2. 丸ごと新玉と豚肉の梅ポン蒸し
調理時間:10分
新玉ねぎ 豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) a. ポン酢しょうゆ a. 砂糖 a. しょうが(すりおろし) a. みりん a. 梅干し 大葉 かつおぶし
エネルギー:352kcal
タンパク質:12.7g
脂質:26.7g
炭水化物:17g
糖質:15.4g
食塩相当量:1.9g
電子レンジでパパっと作れる、あとひと品欲しいときに役立つレシピ。下味をつけて、レンジで加熱するだけです。しょうがやクエン酸が豊富な梅干しを下味に使用するため、臭みを抑えられますよ。(※7,9)
3. 豚こまから揚げおろしポン酢
調理時間:15分
豚こま肉 a. にんにく(すりおろし) a. しょうが(すりおろし) a. しょうゆ a. 酒 a. 砂糖 片栗粉 サラダ油 トッピング 大根おろし ポン酢しょうゆ 小口ねぎ
エネルギー:373kcal
タンパク質:24.1g
脂質:24.6g
炭水化物:14g
糖質:13.6g
食塩相当量:1.5g
豚こま肉をカリっと揚げる、おつまみにぴったりなから揚げです。臭み消しに役立つしょうがやにんにくを使って下味をしっかりめにつけ、さっぱりとおろしポン酢でいただきます。
クエン酸が豊富なポン酢しょうゆをかけるため、脂質の酸化臭も抑えられますよ。(※8,9)
配信: macaroni