生活保護叩き、激化のワケ
昨今、生活保護受給者に対する「働いていないのにずるい」という国民感情が大きくなっているのは、日本全体が貧しくなっているあらわれかもしれません。
「自分はいくら働いても賃金が上がらないのに、生活保護受給者たちは働かずにお金をもらっている!許すな!」そんな負の感情が大きなエネルギーとなって生活保護者叩きは以前より激しくなっているようにも思えます。
貧困問題を解決するため、政治の世界に若さとやる気を持って名乗りを上げたのが高橋さんだったと、残念な気持ちを抱かずにはいられません。日本の未来を明るくしたかもしれない一人の女性を、誤解やくだらない誹謗中傷で追い込んだ人たちは、いま何を思うのでしょうか。
<文/エタノール純子>
【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
配信: 女子SPA!
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