声優のお仕事について難しかった点はありましたか?
福徳さん: 画面を見て、台本を見て、タイムを見て、口の動きを見て、それが単純に難しかったです。合わせていくのに、目がいくつあっても足りないくらいの感じでした。 : ーセリフは覚えておいて? 福徳さん: 声優さんに聞いたら、セリフは覚えていないと言っていたので、マネをして覚えず。なので台本も見ないとですし、難しかったですね。 後藤さん: 僕は、動きに合わせに行ったら棒読みになるし、感情を込めてやったらズレるし、素人みたいなミスをして、難しかったです。過去に1回、声優の経験があったんですけど、やっぱりやり方が全然違うので、難しかったです。 : ーお二人は同時に収録されたのですか? 福徳さん: はい、後藤は過去にも声優の経験があったので、収録前「オレについてこい!」と言っていて、安心感がありました。ブースの中の空気感も、同じエンタメをやっているので似ていて、リラックスできました。プリキュアのスタッフさんは、ずっとプリキュアを見ているからか、やわらかい表情の方ばかりだったので、緊張せずにできたんだと思います。 後藤さん: 基本的に、どの仕事でも僕についてこいというスタイルでやらせてもらっているので(笑)。僕がいないと(福徳は)ダメなのかも。ですが、今回はしっかりやっていた方だと思います。でも、ブースに入ると、ガラス張りの向こうのスタッフさんの様子がわからないのですが、静まりかえっていたらどうしよう、とちょっと僕も不安になりましたね。「イメージと全然ちゃうやん!」って思われていたらどうしようと。間があって、「もう1回お願いします」と言われた時は、どんな空気なんやろと気になりました。 : ー他の声優さんとは一緒に収録する機会はありましたか? 後藤さん: 一度、少しだけ長縄(まりあ)さんに入っていただいて、合わせるというか、間合いやタイミングなどの確認をしました。
「プリキュア」シリーズとジャルジャルさん、実は同期の結成21年ということで、振り返ってみていかがですか?
福徳さん: 常に、今が一番ええわと思いながら、ジャルジャルをやっていますけど、21年、プリキュアの歴史表を見ながら自分たちのことを振り返ると「あぁこの年はイマイチやったな」とか、でも毎年、“今年一番ええな”と思って過ごしていたので、これからもポジティブなままで、長い目で見て続けていきたいなと。 後藤さん: ずっとネタをやりながら、ネタの内容は年によって変えていて、傍から見たらあまり変わってないのかもしれませんが、それが長続きのコツかもしれないですね。
配信: ぎゅってWeb